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9月4日の雇用統計を受け、予想される今後の相場

投資家にとって注目すべき雇用統計が9月4日にありました。結果としては、雇用者数は増加、失業率は予想外の低下という形になりましたね。

この雇用統計が注目される理由としては、もちろんアメリカが利上げに踏み切るかどうかの材料になる訳で、16日と17日にあるFOMCでどのような判断が下されるか注目です。今後の相場に関しては、レンジ幅で推移しながら、強気材料を探す動きになりそうです。

FOMCでの利上げの可能性は

現在の世界同時株安を踏まえると、このタイミングで利上げは無さそうですが、FRBのイエレン議長は依然として強気姿勢であり、雇用統計で失業率の低下という結果が出たこともあって、9月の利上げの可能性はまだ残っていると言えるでしょう。

ユーロや欧州通貨は下落傾向

チャートで見ると一目瞭然ですが、ユーロ/円やオーストラリアドル/円、NZ/円の日足を見ると下値を切り下げています。どこが底になるかわかりませんが、もみ合いの中でまだ下落する傾向が強いでしょう。

雇用統計は一旦乗り切ったものの、FOMCというビッグイベントを近々控えているので、ある程度利上げを織り込んだレンジ相場になりそうです。上手く安値で拾えれば、しばらく持ち続けるのもよいかもしれませんね。(執筆者:山本 健吾)

8月後半から9月は中央銀行バブルの巻き戻し相場タイトストップロスを置いて相場に向き合おう

近いうちに来るとは想定していましたが、中国発で相場の状況が変化しつつあります。

9月の米国利上げもこの調子ではまともに行われるかどうかよくわからなくなっていますが、実施予想はエコノミストとアナリストにお任せするとして、当面どう市場と向き合うかが問題になってきます。

日経平均は19360円を切るかどうかが注目点

日銀が継続的に購入を続けているETFの平均コストは19360円と試算されています。つまりこれを割れれば彼らの帳簿上も含み損がでる勘定になるわけです。

来週から月末にかけて果たしてこれを抜けるかどうかにドル円もかなりつられることになりそうです。

仮にこれを割ってしまい、19100円を切ることになれば量的金融緩和でも出ない限り上昇は覚束ない状況になり、ドル円ももう一段下を目指す可能性すらでてきています。

ただ郵政グループの上場も控えていますし、なにより戦争大好き内閣はその戦争法案の成立時に支持率を下げないためにも株価だけは死守してくる可能性があるため、下落方向だけには向かわない可能性もあるので注意が必要です。

ドル円はエンベロープ13日平均日足で-1σを切ったら一度は買い向かってみる

ドル円も日系平均だけでなく米国の株式市場や債券市場を睨みながら下押しする可能性がでてきていますが、とにもかくにもどこかで何かをするリスクをとらなければ利益がでないのがFXですから、このエンベロープ13日移動平均で-1σ(1%)をきり-2σ(2%)に到達したら一旦は買い向かってセンターラインに戻すあたりまでは利益を取りに言ってみるという冒険をしてもほかの通貨ペアに比べれば比較的リスクが少なそうな状況に見えます。

ただし、タイトなストップロスを入れるのは必須で、思惑より下がったら一旦エグジットして買い直すぐらいの覚悟で臨む必要があります。

ただ今回は120円割れも視野に入れる必要あり

とはいうものの、ドル円は今回結構下値を試す可能性もでてきています。あまりレベル感で買い向かわずにしっかりエントリーポイントを見定める必要があるのはいうまでもありません。

上述の19360円の日経平均が割れたらさらに様子見で底値を狙うのがお勧めです。但し7月にも割れなかった121.39円をあっさり割り込めばかなり深い押しがありそうです。(執筆者:坂本 博)

対円相場が動く要因とは?

対円相場(米ドル/円やユーロ/円など)は、現在アベノミクスの影響で大きく動いていますが、実際アベノミクスなどの日本要因だけで動いている訳ではなく、どちらかというとアメリカの影響により動いていることが多いのです。そこで、対円相場が動く要因についてどのようなものがあるのか見てみましょう。

日本経済による要因

まずはアベノミクスなどの日本経済の動向による要因です。通貨ペアの考え方として、例えばドル/円を例に挙げると、ドルと円のどちらが強いかということになります。つまり、日本経済が強く円安政策を取っている場合、円の方向に通貨ペアは動き円安になります。

アメリカ、又は世界経済による要因

実際のところ、世界のマーケットの中心はアメリカになるので、やはりアメリカ経済やアメリカマーケットによる要因が一番大きいかと思います。先程と同様ドル/円を例に挙げると、アメリカの経済が強い程ドルが買われ、それに伴い対円が安くなり、結果的にドル高円安という動きになります。実際に現在の相場はアベノミクスによって円安になったと言われていますが、本来はアメリカ経済の好調によるドル高の影響で円安になっている、と考えるのが適切だと思います。また、世界経済による要因に関しても、例えばヨーロッパ圏のニュースが出た際には、ユーロ/ドルなどのドルの動きを見て円の動きを考える方がより適切に判断出来ると思います。

そもそも日本円を買ったり売ったり、又日本株に関しても同様ですが一番売買をしているのは外国人投資家であるため、日本経済だけで判断するのではなく、アメリカを中心とした世界マーケットを意識しながらトレードしてみてはいかがでしょうか。(執筆者:山本 健吾)

ドデカいネタに飛び乗る時のコツや注意点とは?

以前、ドデカいネタに飛び乗ることが大切だと言うお話をしましたが、今回はどうやって飛び乗るのか? また注意点は何なのか? という点に絞って語ってみようと思います。

まず、これは専業か暇な職業でもないとチェックが難しいですが、最も情報が早いのは2ちゃんねるツイッターです

ツイッターは市場関係者や「株芸人」といったようなタイトルで作成されているリストをフォローし、2ちゃんねるは市況2板の「新ドル円スレ」をチェックしておけば、動きがあった瞬間に活況となり皆が一斉に情報探しに躍起となるため、速報性という点では他を圧倒します。

また、新ドル円スレに関しては、値動きによって盛り上がりが全く違いますし、大体常に現在のレートが書き込まれたり、重要指標や要人発言、ニュース、大口オーダーのデータが掲載されているため、ひと目みるだけで現在の市況がどのような状態か分かって大変便利です。

注意点は、必ず深追いしないことです。

事件が発生した直後は、それが最終的に全戻しするか、そのまま底なし沼となるかは分かりません。しかし、初動-リバウンド-第二波だけは、どんなネタであろうが、大きな値動きの場合は共通して起こります。

したがって、初動を見逃した場合は、決して焦らずリバウンドか第二波に乗りましょう。基本的にターニングポイントではそれまで勢い良く上がっていた/落下していた値動きが止まります。そこで大人しく一端は引き上げてください。第二波が落ち着く頃には、ネタの全貌が上がっているはずなので、そこでその後どうするか処遇を決めるといいでしょう。(執筆者:大島 正宏)

レパトリ終了のドル円、今後は何をきっかけに?中国?それともGW?

 119円―121円のレンジを延々と上下しているドル円ですが、ひょっとすると今後も上値方向へのレンジブレイクかもしれません。4月からは例年ドル円があまり動かない上に円高に流れる時期に入ってしまうからです。

 レパトリエーション、通称レパトリと呼ばれる海外資金を円に換金する過程で起こる円買い圧力がたたでさえこの時期は強まっており、ドル円の上値を抑えていたのですが、4月上旬は海外投資家が投資対象を見直す時期に入ることもあり、例年ドル円は不気味な静けさを漂わせるようになります。

 4月後半から5月にかけては、お決まりのように中国の景気減速がネタにされ株価と共に失速を起こすケースが見られます。これは売るネタを探している市場が中国の景気減速に飛びついているだけとも言えるのですが……。昨日発表された中国の指標でもほとんどが景気減速を示すものであっただけに、市場が中国をネタにして一気にゆさぶりをかけてくる可能性は高いです。

 またこの時期は、ゴールデンウィークで円高というジンクスもあります。毎年のようにゴールデンウィークになると何故か円高に振れるので、市場関係者も頭を痛めることが多いのですが、その一方で円高に振れる年は、年末から年明けにかけて大幅な円安を示現していることが殆どであることには留意して置きたいです。

 そして、今年も見事にアメリカの経済が絶好調というネタで、年初から円安に上がれていたわけで、結果としてアメリカ経済も雇用以外はそこまで強くないことが市場の中で再認識されつつある中、そろそろ時期的にも反動が来るのでは、というのが私の見方です。(執筆者:大島 正宏)