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株価の鍵となる指標はこう読む! 相関性見せる指標に注目

さすがに1300円の暴騰を示現した日経平均は、さすがに日経平均先物で時間外にて350円程度の下落を見せています。ダウが下落していることからも、翌日のドル円が下がることはほぼ確実でしょう。

このように最近は株価と連動する傾向にあるのはFXプレイヤーにとってはありがたいことです。なぜならばニューヨーク市場が開いている時間に次々と発表される指標の動きさえチェックしていれば、株の動きはほぼ読めてしまうからです。そこで今回は指標の見方を紹介したいと思います。

例を挙げると、9月11日23:00に発表されるミシガン大学消費者信頼感指数は景況を占ううえで重要な米国3大マインド系指標の1つですが、最大のマインド系指数でもあるISM製造業指数がここ最近どうにも冴えないこと、またISMの先行指標とも名高いシカゴ購買部指数が昨年から一貫して停滞期気味なこと、前回の予測91.9というのはどう考えても「高すぎる」わけです。

もちろん、ミシガン大学周りでは景気のいい話ばかりが聞こえてくるのかも知れませんが、ここで注意したいのはあくまでもミシガン大学消費者信頼感指数は「マインド系指標」だということです。

これは調査対象者に、今の景気はどうなのか、これからの景気はどうなると考えているかを、数値で答えてもらうというものですが、株価がこれだけ暴落すれば、見通しが悪くなるのは必然とも言えるわけです。そんななかで、相変わらず91.9に続く形で、今回の予測を91.2などという高数値のまま維持しているのは、もはや「鴨が葱を背負っている状態」と呼んで差し支えありません。もちろん結果は76.4と、久々の大幅ダウンとなりました。

このように指標同士はある程度お互いに相関性を見せるので、日々の指標の流れを頭に入れておけば、やってくる指標を読むのはさほど難しいことではありません。指標予測を出している銀行や証券会社も承知のうえで、高めの数値を出して売り込んでいる…などという黒い噂もあったりするので、このあたりは素直に彼らビッグプレイヤーに乗っておくのが吉というものでしょう。(執筆者:大島 正宏)

ドル円、再び株価と相関関係に?

予想通りというべきか、ドル円は122.5を背に再び上昇を開始。123に設置してあったと思われるショートカバーを巻き込み、日経平均の上げにつられて記事執筆時点で123.20前後まで上昇しています。

しかし、売り材料がないなかで株価につられてダラダラと下がり、買い材料がないなかで株価につられてダラダラと値を戻すという状況はある意味で有り難くもあります。なぜならば上げ地合では株に左右されるということが明確になるからです。

トレンドは常日頃変わるものですが、しばらく為替と株価はほとんど連関を見せていなかったこともあり、ふたたび株を横目にみながら売り買いする地合が訪れたのかもしれません

これについては、また詳しく述べたいと思いますが、これだけアルゴリズムが暗躍するなか、なぜだか分かりませんが、幸運にも為替市場は株価を即時織り込むわけではありません。株が暴騰/下落しているのに、為替は心肺停止・・・などということは良くあります。そういう状況こそツッコミ買い/売りのチャンスです。

しかし、注目度の高かったFOMCが市場の想像以上にハト派的内容だったということもあり、市場では新たな材料探しに向かっているということでしょうか。アメリカの経済が好調であることはほぼ自明となり、織り込まれつつあるだけに、市場としてはダウンサイドリスクが気にかかりだすところです。中国の上海株が連日5%前後の下げを記録して話題になったこともあり、変に材料視されるようであれば、大きく売りで入るチャンスかも知れませんね。(執筆者:大島 正宏)