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簡単!値動きがないときの儲け方

ボラティリティが低く、値動きがほとんどないような時こそ、ストップロスを誘発した時の破壊力は凄まじいものがあります。今日は値動きがないからこそ使えるテクニックを紹介したいと思います。

OANDAなどでポジション比率を確認してもらえれば分かると思いますが、ボラティリティの多寡とポジションの収斂度合いは比例します。

つまり、値動きがなければないほど、レンジの上下にベッタリとポジションが張り付きます。したがって、このレンジをどちらかに一度ブレイクすると、大量に張り付いたポジションが一気にストップロスを誘発するというわけです。

大体レンジは.50や.00の節目で設定されていることが多いので、これを逆手にとって、下がりそうな時であれば、.39や.89、上がりそうなときは.59や.09などでリミットを設定しておくという方策です。

分かりやすく今の数値で言えば、下がると思うなら、119円に大量のストップロスがあると判断し、118.89にリミットを入れておくか、上がると思うなら、119.5のストップロス狙いで119.59あたりにリミットを設定しておくといった具合です。

また、自分自身のストップも50pps圏内に設定しておけば、リターンは60pps、例え逆行されても損失は50ppsで済むので比較的ローリスクで儲けることができますよ。(執筆者:大島 正宏)

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ボラティリティの高い相場には手を出さないのがFXで長く生き残る鉄則

為替相場もここへ来て各通貨ペアでボラティリティが猛烈に高まっています。こうした相場はやり方次第では確かに大きな利益を確保できる大チャンスと見ることができます。

実際このサイトのコラムひとつとってみてもこれを好機としてさまざまな売買戦略を繰り出してきて積極的に開示されているコラムニストの方が存在するわけで、トレーダーが各自自己責任で行っている以上、特にそれを否定するつもりもありませんが、個人的な経験に基づくと、ハイボラティリティで得られた利益は、同じくハイボラティリティに消えていく可能性が極めて高く、歯止めもかけにくいためできるだけこうしたタイミングでは売買をしないように心がけています。私は次のような自主ルールを決めています。

1日に5%を超えるようなボラティリティを示現する相場に影響を受けるときはやらない

これはまさに現状における上海相場の話で、プロの金融業界のアナリストはご商売でしょうから上がるか下がるのかの見通しを書くのも予想するのも仕方ありませんが、個人の投資家としてはそんなことをいくら占ってみてもほとんど意味がないと思っています。問題はFXを少なくとも博打にしないことで、5倍であれ25倍であれレバレッジをかけている以上1日に5%以上変動する相場の影響を受けているときには市場にエントリーしないのが鉄則です。

不確定な要素で構成される相場は不毛な占いをしない

特に政治判断が絡むような相場の上下については、いくら事前に占ってみてもほとんど意味はありません。要人発言とヘッドラインのニュースフローで乱高下する相場などは事前に想定できるものではありませんから、個人の予想による逆張りはその投資リスクの最たるものといえます。リスク相場はオーバーシュートするケースも多いため、基本は順張りでついていくのが鉄則です。

主要国が過剰なQEを始めて以来、市場には多くの資金が潤沢に回遊しているものの、特定の相場は流動性がなくなっており、リスクの発生で一方方向へ大きく動く傾向があります。債券相場におけるジャンク債の最近の動きや実需の伴わないクロス円相場でのスワップ狙い資源国通貨の大幅下落などはそのいい例で、実はいざとなると売るに売れない市場というものがかなり多く示現する傾向があります。私は動きを確認してから順張りでついていけない限り手は出しません。(執筆者:坂本 博)

「VIX指数」はこう使って儲けろ!

 VIXという指数を聞いたことがある人は多いかもしれません。これはボラティリティ・インデックスというもので、アメリカの株価S&P500のボラティリティ(値動きのボリューム)を元に算出されるものです。

 例えば、この値動きがパニック相場で激しく下落すると、VIX指数が大幅に上昇し、逆に何事もなくイケイケドンドンで買いに積極的な相場となると、VIX指数が大幅に下落するというものです。したがってVIX指数は、相場参加者の「恐怖」を表したものだと言われています。

 しかし、楽観と悲観の具合ってやはり周期がある と思いませんか?

 実はVIX指数にはレンジがあるんです。チャートを見てみると分かりますが、大抵の場合は10-20のレンジ圏内に収まっています。10を下回るようだと、市場全体が楽観過ぎる証であり、悲観的なネタが積極的に取り上げられ、20を超えると市場が悲観的過ぎるので、楽観的なネタが求められる傾向にある、といったサイクルです。

 したがって、10や20の下限や上限にVIX指数が近づいてきたら、なるべくそれまでと反対の売買を行ってみるのがいいでしょう

 例えば、現在のVIXは15.23(執筆時点)。まだまだ反対売買を行うのには早いといったところです。

 しかし、今は株高・ドル高が行き着くところまで行こうとしている状況。これだけの株高であれば、普通ならもう少し10に近くてもいいと思うのですが、レンジの中間である15ということは、何か市場が「違和感」を感じ取っている最中なのかもしれませんね。(執筆者:大島 正宏)

大きなボラティリティ状況下でのFX証拠金防衛戦略について

 ここのところドル円を中心にしてユーロ円などもボラティリティが非常に大きくなってきています。特にドル円は1日に2円程度もたいしたネタでなくても動く通貨ペアになっていますので、昨年前半のような40銭から70銭程度の1日の動きだった時の証拠金管理とは異なる方法を考えなくてはならない状況になってきています。

 具体的には3つの方法を実際に検討することが肝要となります。

<1>レバレッジをあえて下げてみる

 リスクヘッジの定石として考えられるのがレバレッジを下げてみるという方法です。1月15日のSNBショックでもレバレッジを大きくしてポジションをもっていたトレーダーが大きな痛手を受けたことは記憶に新しいものですが、たとえば25倍のレバレッジを5倍にしてみるとそのリスクは大きく変化することになります。

 たとえば、ドル円で5倍のレバレッジにしますと1万通貨に必要な証拠金は24万円ほど必要になります。これは倍率の違いで25倍のレバレッジの場合の4万8000円のまさに5倍必要になります。しかし、仮に2円相場が下落しても2万円程度の損失ですから損失実額は同じでも証拠金に占める含み損のウエイトがかなり下がる勘定になるわけです。

 ただ、1万通貨の売買に24万も証拠金を投入して投資としてそれが妙味のあるものかということは考える必要がでてくることになります。

<2>最初から1日の最大の損失を想定して証拠金を投入してみる

 レバレッジを下げたのでは投資妙味が薄れると考えるのであれば、確実な証拠金を投入して売買することに注目するという方法も考えられます。たとえば直近のドル円は1日で2円程度平気で動きますから25倍のレバレッジでもっとも相場が高いところでロングを1万通貨作ってそのまま放置しておいた場合最大2万円程度の損失がでることにあるのです。

 この2万円が証拠金額の5%内に納まっていれば一応損ぎりをしないでそのままにしておいても安全とみなされますので、2万円を5%で割ってあげれば40万の証拠金を持って、1万通貨ペアの売買をしているのであれば、たとえ1日まったく損きりをしなくても理論上は5%の損失の中に入ることになるというわけです。

 したがって1万通貨のドル円について3つのポジションを持つことを考えるのであれば、120万の証拠金を投入しておけば、まさかのことがあってもロスカットにはならず、また相場が戻るところまで待つこともできるのです。

 最近のこうした上下の動きではやたらと狭いレンジにストップロスをおくと結局相場が戻るということも多いので、こうした対抗策をとることもひとつの方法となるのです。

<3>ポジションをむやみにたくさん持たない

 <2>とも関係する話ですが、証拠金維持率が1000%を越えた状態ならば、かなり安心なわけです。大きく相場が動くときに無闇にポジションをたくさん作らないこと、また定石通りナンピンをかけたりせずに、損益管理をしっかりすることが重要になります。

 基本発想は証拠金を無闇に減らさないことですし、常に損失は証拠金の5%程度、厳密には3%以内に抑えることができれば、ここ一番のトレンドがでたときでもポジションを持つことができるというわけです。この3つの方法はどれもオーソドックスで驚くべき手法ではありませんが、こうした非常にシンプルな証拠金維持策が意外に最近のようなボラティリティの大きな相場では威力を発揮することになるのです。(執筆者:坂本 博)

1日のボラティリティが非常に大きな相場がやってくる

 2014年前半、ドル円は驚くほどの膠着相場を演じることになりました。国内のFX個人投資家の実に8割が手がけているのがドル円ですからドル円の動きが止まることによって、国内大手のFX業者も取扱量が激減する事態となりましたが、逆に大きく動きはじめた10月以降は過去最高を記録するようになっており、いかにドル円が国内FXビジネスに大きな影響を与えるものなのかがわかる1年となった次第です。

 しかし良い意味でも悪い意味でも半年近く膠着した相場に慣れ親しんでしまったトレーダーにとっては、ドル円といえども大きく上下に振らされる相場にはまだなれておらず、トレンドの方向性は確認できているのに相場に振り落とされるという事態が11月以降頻繁に起こるようになってきています。

過去はドル円もボラの大きい通貨ペアだった

<2014年前半までの月足の推移>(ブルームバーグデータ)

 ブルームバーグが開示している過去情報によりますと、2000年以降でも月間で15円程度相場が動くというのはそれほど珍しいことではなく、日足でみても2~3円の上下動というのはそれほど驚くことではなかったのです。

 ところが2011年の東日本大震災以降は大幅な円安に向かってから1日で大きく動くことはなく、アベノミクスでの上昇も緩やかなトレンドであったため、下押しがあっても大きくやられることは比較的少ない平穏な数年を経過することができました。しかも2014年は年初に高値をつけてからずるずるさがりはじめ、2月の動きが2円07銭、3月2円56銭、4月2円80銭、5月2円20銭と月間で3円未満の低ボラティリティが連続し、6月にはとうとう2円を切るほどの膠着感を見せることになってしまったのです。

 これによりドル円はポジションをもっていても1日でせいぜい70銭程度しか動きませんでしたので、ポジション保有によるリスクというものがすっかり忘れさられた通貨ペアになってしまったといえるのです。

 しかし上の図のように2008年10月のリーマンショックでは1日7円動いていいますし、2010年のダウ1000ドル安では6円、東日本大震災では4円と結構それなりに動いてきた経緯もあり、必ずしも安心できる通貨ではないことを改めて認識しておく必要があるのです。

資金を増やすかレバレッジを下げるかが大きな対抗策

 10月末の突然の黒田バズーカ第二弾以降で、その日のうちに3円以上の上昇を果したドル円ですが、12月6日に121.84円まで上り詰めたあとほぼ1週間後の12月16日には115.56円にまで下落することとなり、11月や12月は1日最低でも1円は動くようになってきていている上、3円程度の上下幅も珍しくない日々が続くようになってきているのです。

 たとえば1日に70銭程度しか動かない場合には最も高いところでドル円を1万通貨購入してもそのままストップロスをおかずに放置した場合せいぜい7000円程度の含み損しか出ませんでしたから、損失を証拠金全体の5%に収めるとすれば1万通貨のポジション作りについて14万円程度の証拠金を用意しておけば大きなリスクにはならずに済んでいたのです。

 しかし1日に3円動くということは1万通貨を最も購入して放置した場合最大で3万円の含み損が出る可能性もあるわけですから、本来これに対応して書庫金5%以内に収めるためには1万通貨に対して60万円の証拠金が必要になるということができるのです。これだけの資金を用意できれば簡単に損切りしないで乗り切るという方法もありうるわけです。

 もちろん、そのまま放置せずに一定の下押しなどでストップロスを置いて損切りすることが定石となることは言うまでもありませんが、直近のドル円の場合ですと115.56円をつけてからほんの4日後には120円にすんなり戻る動きを見せており、レンジ相場のボラの大きさだけの状況とも言えるため、あえて損切りせずにトレンド回復をするという発想もあるわけです。

 また、最近FX業者などが言い出しているのはレバレッジを25倍から5倍などに下げることで大きな含み損リスクを回避できるということです。ただ、5倍のレバレッジにして取れる金額を考えるとかなり妙味の薄いものになってくるとも考えられますので、ここはトレーダーの方々それぞれの判断ということになります。

円安というよりもドル高で動く市場

 直近の市場は明らかに米国の利上げ時期の問題や債券金利、NY株価市場の動きで大きく上下するようになっていますので、アベノミクス初期のような円安基調でしっかりしたトレンドがでているのとはまた別のドル高円安になってきていますし、さらにドル円が125円を超えるようになると、すでに制御不能の悪い円安になることも考えられ、同じ円安であってもその中身をよく吟味することが必要になります。

 ただ、ルーブル安によるリスクオフになれば相変わらず思い切り円高に不利戻されることになりますので、これまで以上のボラティリティをしっかり予測して証拠金管理をしていくことが2015年は特に重要になりそうです。

 また、業者によってはコストのかからない形で両建てを行うことができるところもありますので、安い価格から持っているポジションの場合、無闇に下落局面で利益確定するのではなく、反対売買で下げ局面での利益を確保するといった方法を検討することも必要といえます。とにかくこれまでにないようなレベルで上下に振れるのが2015年のドル円相場となるのは間違いない状況ですから、こうした相場に適格に対応する方法をしっかり身につけておくことも必要となるのです。(執筆者:坂本 博)