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フランスのEU離脱を突如ぶち上げたマダムFrexitって何者だ?


≪出典 wikipedia≫

ギリシャの離脱問題でゆれるユーロですが、それをはるかに超えるEU圏ウルトラ離脱話がぶちあがり市場ではいち早く話題になっている人物が登場しました。それが2017年のフランス大統領選挙の有力候補であるマリーヌ・ルぺン氏のとんでも発言です。

マダムFrexitとはこんな人物

ルぺン女史は極右の国民戦線(FN)を率いる人物で23日にブルームバーグのインタビューに答え

「私たちはGrexitについて話しているが、明日はBrexit(英国の欧州連合=EU離脱)、そしてあさってはFrexitだ」

とフランスのユーロ圏離脱に言及して市場の度肝を抜いているのです。

EUがフランスに金融、立法、領土、予算での主権を返さないなら、私はマダムFrexitになるだろうとルベン氏は答えています。

大統領選挙の一回目のラウンド世論調査ではこのルペン氏は、現役のオランド大統領、サルコジ前大統領、バルス首相を抑えて最大の支持を集めているのです。4人の中でユーロ圏離脱を主張しているのはルぺン氏のみ。

まあ、まさかとは思いますが、UKの次はフランスかよ? という話が急激に高まってきており、2017年以降の欧州の政治情勢がかなり市場に影響を与えそうな状況になってきています。しかし極右政党中心とこれだけ離脱の話がもりあがるとなるとEU自体の機能にやはり無理があることを示唆していそうな感じがしますね。(執筆者:坂本 博)

スイス中銀の対ユーロフラン上限いきなり廃止で市場は焼け野原

 晴天の霹靂といいますが、昨日夕刻のスイス中銀のいきなりのフラン上限廃止でFX市場はとにかくプロもアマチュアも死亡者多数、一晩明けても一面の焼け野原が続いています。

 すでに内容はご存知の方がほとんどであろうと思いますが、2011年からスイス中銀が自国通貨を防衛するために行ってきた対ユーロでの1.2ラインでの無制限介入を持続不能として廃止する発表をしたことから、為替市場は大混乱でスイスフランは瞬間的に実に4000PIPSも下落する始末でこの損失の穴埋めのために周辺通貨の売買が活発になったことからまたぞろ主要通貨が巻き込まれる大惨事となっているのです。

 恐らく16日以降もこの余波が続き、損失穴埋めのために周辺通貨が売られる可能性もでてきていますので十分な注意が必要となります。

シストレの自動売買はドローダウン拡大予防のため一旦停止がお勧め

 とにかく通常のボラティリティを超える状況ですから、シストレは即時一旦中止がお勧めです。時間足で売買シグナルベースで取引を進めるやり方は浦島太郎状態できわめて危険です。

ストップロスは浅めに、たくさんポジションを持たないのが原則

 こういう荒れた相場では無理をしてやる必要もありませんが、ドル円などでは115円台に突っ込んでいますので絶好の買い場にもなっています。したがってどうしてもポジションを持つ場合には浅いストップロスと限られたポジションで行うことが重要です。

関連市場での投売りにも注意

 今回の惨事でかなりのヘッジファンドが痛んでいるのは間違いありません。したがって損失補てん等で追加のリバランスが出てくる可能性は大きいと考えられます。ロンドン市場以降の動きには注意が必要です。(執筆者:坂本 博)