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10時15分と10時30分に要注意 今週も中国に警戒しておこう

 2016年はいきなり世界同時株安で、大変なスタートになってしまいました。ドル円も118円を完全に割ってしまい、昨年8月のチャイニーズ・ブラックマンデーのときの下値116円前半も見えてきています。中東の政治不安やら北朝鮮の水爆実験やらといろいろあったわけですが、今回の大きな下落の主な原因は中国でした。

 4日の東京株式市場の寄り付き直後は、実はご祝儀相場を期待させるような堅調な動きでした。 この状況がガラリと変わったのが、10時45分の中国製造業PMIの発表から。予想を下回って前回よりも悪化していることがわかると、上海総合指数の暴落から始まり世界同時株安の様相に。この流れのなか、日経平均もドル円も大きく下落してしまいました。

 今は「中国は大丈夫か?」ということが、世界中のトレーダーに注目されやすくなっています。中国が注目されると意識されやすくなるのが、中国人民銀行が設定する人民元の基準値。これは毎営業日の10時15分に発表されるんですが、切り下げが行われるとリスク回避的な動き(ドル円は下落)のきっかけになることがあります

 先週は4日~7日にこの基準値が切り下げられ、8営業日連続での切り下げとなっていました。7日にはドル円が短期のトレンドラインを上抜けして、「戻しがあってもいいかな」というところで、この切り下げによってきれいにへし折られた形になりました。ちなみに、8日は久しぶりの切り上げで、逆にドル円は大きく上昇しています。

 今週も引き続き世界中のトレーダーが、中国の動向をうかがっていると思います。特に注意しておきたいのが、人民元が発表される10時15分と中国の株式市場が寄り付く10時30分。この時間帯は相場の大きなベクトルが発生しやすく展開が読みにくいので、上方向も下方向も警戒しておきたいところです

 また、中国関連では13日(時間は未定)に貿易収支の発表が控えています。特に輸入の動向が気になるところですが、これも波乱につながるかもしれません。不安定な相場が続いているので、大怪我をしないように気をつけて取引をしていきましょう!(執筆者:貝田 凡太)

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ドル円 400pp 日経先物2000円落ち! こういうときこそ儲けのチャンス

世界的な株価の大暴落が発生しています。中には日経先物の売りで13.5億円儲けた個人トレーダーもいるようですが、この異常なまでの下げ方をみると、次々と買い方のストップロスを巻き込み、下げが下げを呼んだものと思われます。

前回お伝えしたように、120円を切ったのちは117円で一旦下げ止まった形となりましたが、さすがにたった1日足らずでここまで暴落してしまうことは予想外だっただけに、目を丸くせざるを得ません。

しかし、こういうときこそ儲けのチャンスでもあります。例えば朝方、暴落して121.10台まで下げたドル円は、いったん121.90近くまでリバを起こす場面が見受けられました。

結局のところ、中国市場の開始とともに東京市場だけで800円超の下落を起こす羽目になってしまいましたが、前日大きく下げたときは、大抵ニューヨーク市場のクローズ後、1日の始まりであるオセアニア市場から東京市場の間で、なんらかの形で一旦買い戻しのリバが起きるのが定石となっています。

したがって、朝一で買い持ちポジションを形成してみるという戦略をとってみると、意外とラクに儲かるかもしれません。もちろん、市場の流れが変わらない限り、再下落を起こすのも早いので、利確はお早めに。

ちなみにこれは、ドル円が80円を割り、70円台へ突入した時もそうでした。今回はその動きに匹敵するレベルであり、下落の仕方からみても、政府によるなんらかの口先ないし実弾介入も期待していいかも知れませんね。(執筆者:大島 正宏)

チャイナ・ショック第2弾!残り4か月の市場見通しは?

懸念となっていた世界経済の減速ムードがいよいよ顕在化しましたね。中国株がトリガーとなり、日経平均は先物で700円下落しました。つられてドル円も24時間で150ppの大幅下落を見せています。市場では早速、「上値を追う展開は見込みにくい」「強気スタンスを取っていた投資家から追証が出る恐れ」などと、弱気なコメントが聞こえてきます。ひとまず週明けは、さすがに売られすぎの反動で上昇するシーンもあるかと思われますが、ダウまでもが200ドル下げているところをみると、日本だけでなく経済停滞感が広く市場に蔓延する恐れも出てきます。

さて、今年も残り4か月となった市場ですが、ここまでの8か月間、これまでのドル円の値幅は下が117円、上が125円と、例年からするとまったく動いていないに等しい状態です。特に5月からは一度も120円を割ることなく、120-125円の小さなレンジを形成していたことを考えれば、今回の世界的な経済減速ムードをトリガーにして、下に大きく振れる可能性も出てきます。以前の中国経済崩壊ネタでのプチ・ショックでは防衛に成功した120円を今回で割ってくるようだと、ストップロスが相当たまっているため、短期的にせよ、117円程度までの下離れは想定しておいた方がいいでしょう。

また、9月の利上げはまずないと考えていいので、年末に利上げムードがどう市場に反映されるかといった点が気になりますが、これに関しては、非製造業の強さとは裏腹に改善しない製造業の弱さが、どうFRBの判断材料となるかです。一説には「強いドル」が製造業を腰砕けにしているという見方があることから、利上げムードの高まりとある程度のドル円の下げは、年末にかけて、一種の相関関係を見せてくるかもしれません。もちろん、ドルの下げによって、製造業でも強い経済指標が出てこれば、ドル円もそこまで下げることはないでしょう。

中国経済に関しては、一党独裁という構造上、私は取り立てて心配してはいません。もちろん市場のボラティリティを生む格好の「餌」となるのは間違いありませんし、経済も波があるので不景気も起こりえますが、欧米のように、政策で揉めまくって何もことが進展しない…ということは、今回の思いきった利下げを1つとっても、中国についていえば、起こりそうもないと考えていいでしょう。(執筆者:大島 正宏)