金融政策発表が続く難しい局面! こんなときこそ、シンプルでいいんです!


先週のドル円はスタートは下押しから始まったものの、112円台を守り切って上昇に転じて、再び115円を目指す動きもありました。しかし、結局、2月16日につけた115円手前の上値に届くことなく、米雇用統計を迎えます。

米雇用統計は雇用者数こそかなりいい数字だったもの、賃金では悪い数字が出るという難しい結果に。ドル円は上方向は114円を完全に上抜けして、下方向は113円近くに迫るという、上下に大きく揺れる動きとなりました。

引けは結局、上にも下にも伸びきらず、113円後半。上も重たそうだし、下に掘っていく雰囲気でもないし、なかなか読みにくいかんじになってしまいました。

今後のスケジュールを確認しておくと、金融政策が目白押しですよね。まず、10日(木)にECBが金融政策を発表します。僕の苦手なドラギさんが追加緩和を示唆してきたので、ユーロ絡みは要注目です。

先週はようやく反転の動きが出ましたが、ユーロドルもここのところかなり強い下げが続いてました。予想を超える追加緩和が出ないと、また、出つくしのユーロドル上げが来るかも、なんて警戒を個人的にはしています。

直接は関係ないですが、ドル円もそのあおりを受けるってことはありそうですよね。まあ、ドラギが苦手な僕の読みなので、どうなるか分かりませんが…。

そして、翌週の15日(火)は日銀が金融政策を発表します。やはり、追加緩和の思惑も出てくると思うので、それまではドル円には上方向の圧力がかかりそうな気がします

さらに、16日(水)にはFOMCの金融政策発表です。今回の雇用統計で利上げ後退観測っていうコメントをよく目にしますが、だとすればドル円には下方向の圧力ですね。

ということで、上やら下やらと、いろいろと思惑が飛び交いそうな局面ですよね。さらに、あえて混乱させるために、もう1つややこしいことを付け加えておきます。

アメリカの利上げが後退したとすると、単純に考えると、先ほどのコメントどおりドル円には下方向の圧力がかかるはずです。ですが、もうちょっと考えると、利上げ後退ということは株価にはプラスなので、めぐりめぐってリスクオンの動き、ドル円に上方向の圧力がかかるかもしれません。

こんなのもう、わけ分かんねえ!

こんなときは、結局のところ、基本に立ち返ってチャートを読み解くのが一番だと思います。僕の取引のベースにしている考え方はダウ理論なんですが、その基本法則の1つにこんなものもありましたよね。(ダウ理論って上値切り上げ、下値切り上げとかが有名ですが、それだけじゃないんです!)

「平均はすべての事象を織り込む」

簡単に言っちゃうと、こういうことです。市場に知られているファンダメンタルズはすべて値動きに反映されてるんだから、チャートだけ見てりゃいいんですよと。ファンダメンタルズだけで見て分かるようなときもありますが、今みたいに読みにくいときはゴチャゴチャ考えずに、チャートに集中しちゃったほうがいいかな、なんて考えてたりします。

というわけで、チャートを見てみると、単純に115円で抑えられるかどうかってところがポイントですよね。あと、週のスタート時に意識しておきたいのが、雇用統計でつけた上値と下値。注文が薄くなってそうなので、ちょっとした注文が集中するとこの間はすぐに動いてしまいそうなので。

こんなレベルでチャートを単純に見ながら、得意な形ができたらシンプルにポジションを取っていけばいいかな、と思っています。読みにくくて難しいときこそ、シンプル・イズ・ベスト! 今週もがんばっていきましょう!(執筆者:貝田 凡太)

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