淡い期待のダブルボトム まずはネックラインに注目です!


先週のドル円は下値を試しつつ、上にも大きく戻すという上下に激しい展開となりました。

週の前半は下値を攻める展開で111円まで。結果的に、前回の下値とちょうど同じところで止まりました。そこからは反転の流れとなり、一気に114円まで戻しています。週末にはG20があって様子見になりやすいなかで、ほとんど高値引けのような状況です。

以前の記事で「こういう形になったらいいな」ということで触れましたが、ダブルボトムを作りそうな形にもなってきますね。

もし、ダブルボトムになるとしたら、次にポイントとなるのがネックライン。今回のネックラインは2月16日につけた115円手前で、底の111円からざっくりと4円上がったところです。ダブルボトム形成となると、ネックラインからもう4円上がった119円手前あたりが目標値になっちゃいそうになっていますね。

仮にこの119円まで上がってくれると、また売りやすい環境ができてくるので個人的には上昇に淡い期待を抱いているんですが、はてしてどうなるんでしょうか。

このダブルボトムの形が完成するかどうかは、多くのトレーダーが意識していることだと思います。そして、その分岐点となるのがさきほどの115円。これを明確に抜いてこれるのかどうかが、1つ目のポイントになってきます。

さて、チャートの形だけに注目したので、次は市場のニュースも少しだけ振り返っておきましょう。大きかったのが、金曜日のアメリカのGDP改定値ですよね。

この指標が発表される前は113.40~50円のラインで押さえられている形でした。このラインは先々週、先週と何度もサポート、レジスタンスとして意識されていたラインです。おまけに、今回の暴落の23.6%戻しのラインでもあるんですね。

ここが重たそうだなというところで、GDP改定値が予想を大きく上回る結果となって、そのままこの固い113.40~50円が抜かれてしまったというイメージで見ています。これがどこまで続くかわかりませんが、少なくとも短期的にはアメリカ利上げに対する悲観的な見方が弱くなりそうな雰囲気を感じています。

ということで、週初に意識しておきたいのが、上は115円手前を抜けていってダブルボトムを作ることができるのか。そして、そこで押さえられるのであれば、直近のレジスタンスだった113.40~50円を割り込んで来られるのかどうか。ここをポイントに見ていきたいな、と思っています

そして、これらのチャート上の前提に加えて、今週末のG20で出た声明を市場がどう受け止めるかですね。これによってどっちのベクトルが発生するのか、というところも忘れてはいけません。

いろいろな文言が出ていますが、まだどういう反応になるか判定しにくいので、どっちに窓が開くのか(あるいは、開かないのか)、窓閉めのあとどっちに動くのか、実際の動きを見つつ見極めていくことになりそうです。(執筆者:貝田 凡太)

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