追加緩和はない? リバウンドで絶好の売り場が到来か


FOMCはある意味予想通りの「世界経済の停滞にかんがみた利上げペースの鈍化」が示唆されるにとどまりました。報道では利上げが結局行われることを嫌気してダウ平均を中心に売りが広がった…などと言われていますが、単純にFOMCを通過し、目先の重要な指標がないことからの、一旦の高値警戒感だと思われます。しかし一方で理解不能な動きをしているのがドル円です。

ドル円は118割れを何度か試したのち、割れないと踏むや一転して119円へアタックを開始、政策内容発表の直前には119円すらつける始末でした。いくら株価が堅実さを表していたとはいえ、100psあげてしまうような株高でもありませんでした。背景にはおそらく、日銀に関する欧米筋の金融緩和期待と、市場が大きくショートに傾いているなかでの損切り燻り出しの2つがあったと思われます。

日経の下げも一段落つき、ドル円も118円で底値の目処をみつけ、かつアメリカも利上げを取りやめるほど景気が悪いとは感じていない…といったことを踏まえ、筆者はこの水準・この市場ムードで追加緩和が行われるとは考えていませんが、もし一部の「勝手な期待」でガンガン買い上がってくれているとするならば、まさにここは絶好の売り場ではないでしょうか。

おりしもアメリカでは決算発表が各社からなされていますが、どこを見渡しても冴えない数字が並びます。特に中国頼みのアップルにいたっては、「未曾有の経済危機が到来する恐れがある」などとCEO自身が口にする始末で、消費ペースの鈍化と経済の変わり目を肌で感じ取っているのだと察することが出来ます。いずれにせよ、このリバウンドは単なる「踊り場」に過ぎないと捉えるのが適切でしょう。(執筆者:大島 正宏)

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