メンタルは理解するものです。「交感神経と副交感神経」そして薬物中毒離脱療法


市場では、トレーダーの欲と恐怖が渦巻くといいますね。

今回は、感情のメカニズムの一部と、対処法を探ってみます。

指が熱いお湯を触ると、脳が働く前に「あちっ!」と言って手を引っ込めます。そのような流れがトレードのときにも起こっています。論理的な理由もなく「怖い!」と思ったら動けなくなってしまい、損切りが出来なくなるのもそうです。

このあたりの詳細は、最近はプロスペクト理論など色々と詳しく説明されていますので、興味のある方は、調べてみてください。

交感神経と副交感神経


今回のテーマの交感神経と副交感神経は、まとめて「自律神経」と呼ばれ、からだ全体の興奮と抑制をつかさどっています。

交感神経が「お父さん」
副交感神経が「お母さん」

です。

交感神経が「もっと戦え!勝つんだ!行けー!ギャー!損が出たー!」と興奮させて心臓をドキドキさせます。

副交感神経が同時に「さあ落ち着いて。お茶でもいかが?」と落ち着かせてくれます。

これが体内でいつもベストなリズムとタイミングで行われているのですが……。

ご想像どおり、トレードの時に交感神経が優位になりすぎると、やばいですよね(笑)。

そこで、メンタル管理の考えとして、できるだけ「副交感神経が優位になるように工夫する」ということができそうです。しかし自律神経は意識してコントロールは出来ません。そこで古代から様々な方法が考えられてきました。

座禅を組む方法もありますね。ただ、トレードが目的なら、そこまで苦労する必要はないかなと思います。コーヒーなどのし好品で気分を切り替えるのも良さそうですが、この場合は、胃腸のケアに注意です。また、散歩などの小休止も良さそうです。

他に、お金が増えた楽しい未来をいつも思い描くように癖を付けている人も居ます。慣れると、気持ちいい状態をすぐ思い出せるようになります。

「薬物中毒離脱療法」を応用する


私の経験で一番よかったのは、やっぱりトレード日誌を使ったものでした。見直すと、自分のみっともない姿がありありと目に浮かぶようでした。とても恥ずかしいです。しかしその後、同じように熱くなって失敗する回数がぐっと減りました。

これは、薬物中毒の離脱療法に似ています。患者に、薬を使っているときの酷い姿(ビデオ)を見せる治療法があります。これは治療薬を使わない精神療法のひとつで、効果絶大とされています。

ビデオを見せられると、「こんな恥ずかしい姿になるのはもう嫌だ」とつくづく思うのですね。ちょっと例えがセンセーショナルかもしれませんが、トレーダーのメンタル管理に応用できそうです。

基本的な注意点としては、「無理に自分の感情を抑えない、無視しない、ごまかさない」です。自分の感情を見失うのが何よりもいけないです。これが出来ていない場合、「自分自身をありのままに捉える」という別の視点からのアプローチが必要になります。(執筆者:鈴木 マリア)

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