とうとう120円を割り込んだドル円! 市場は悲観ムードが蔓延


12月31日は、閑散相場を狙った一足早い「落とし玉(お年玉)」が市場から早速プレゼントされることとなりました。

ドル円は前日の30日につけた120.6からジワジワと落下し、夜中には119円台を示現、その後はポジション調整に伴うユーロドルなどのドルストレート絡みの下落に伴って再び120.32で取引を終えていますが、ついに120円台を割り込んでしまったという事実には大きな意味があることでしょう。

市場の恐ろしいところは、たとえあり得ないような値でも一旦割り込んでしまうと、それが既成事実と化してしまうところです。

例えば2011年の夏に1ドルが80円台を割り込んだ時、アナリストの反応は「こんな異常事態はすぐに修正される」というものでした。

しかし、結果は割り込むはずのないとされていた80円の壁が今度は天井となり、ドル円は以後2年近く75〜79円台を彷徨うこととなりました。

今回のドル円についても値は違えど同じことが指摘できるかと思います。

つまり下落ムードが蔓延しているなかで一旦120円を割り込んでしまうと、今度は120円が強力な天井となって110〜119円台が常態化するということです。

くしくも先日発表されたシカゴ購買部の景況指数は異例の42とかなり悪化しており、米国の景気減速も懸念されます。

また、すでに各ニュースでも取り上げられているように、利上げに伴う新興国危機や中国の景気減速などもトリガーとして意識され始めています。

ここまで総悲観ムードだと何やら買いたくなってしまいますが、まだまだ株も為替も高値圏という事実を考えれば、「パンドラの箱」が開くのはまだこれからと言ったところなのでしょうか。(大島 正宏)

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