1年間全く動かなかったドル円!来年は波乱が待ち受ける?


2015年はドル円史上もっとも値動きが抑えられた年となりました。これを上値の重さと見るのか、底値の固さと見るのかは論者によって分かれるところでしょうが、筆者はどちらも当たっていたと思っています。

つまり、125円以上は「黒田ライン」と呼ばれる暗黙の防衛線が張られていたことで上値が抑えられていた一方、120円以下は利上げの思惑や本邦勢の旺盛な買いが支えたといったころでしょう。

しかし、年の瀬を迎えるなか、ドル円は再び120円を割りこもうとしています。

さすがに一挙に下げすぎだろうとも考えていましたが、ダウが290ドルの大暴騰を演じた中で、30ppsも上がらなかったところをみると、ドル円自体ほとんど取引がなされておらず、値に対する妙味が市場参加者の中で全く感じられていないことが分かります。

また30日に、IMFのラガルド総裁が「2016年は世界的な景気停滞の年となる」と述べ、新興国市場発のダウンサイドリスクを指摘するなど、市場全体に不穏なムードが漂っていることも事実です。

ドル円に関しても、あれだけ「利上げで130円」と言っていた輩が全くと言っていいほど姿を消し、110-100円への大合唱となっている姿をみると横着なものだなあと思いつつも、市場の上げ相場に対する期待感の薄さがうかがえるというものです。

筆者も米国経済の失速によってこれまでの行き過ぎを是正する形でドル安円高局面が訪れると踏んでいます。もとより景気がいい数値が目立つのは、非製造業部門の雇用だけなのですから。具体的にどれほど落下するかは謎ですが、115円を目処としてもおかしくはないのではないでしょうか。(執筆者:大島 正宏)

口座開設+取引で5000円キャッシュバック!↓↓

新規口座開設キャンペーン開催中!↓↓

トラッキングトレードで繰り返し取引しよう↓↓