利上げ後のドル円はどうなる?改めて要素をおさらい!


15-16日のドル円はダウが切り返すと日経平均先物の後押しもあり、一気に120.5から122円へとノンストップで暴騰する場面を見せています。

ニュースでは、動かなければ「利上げ前で手控えムード」、動けば「利上げ前のポジション調整」といった風に、後付けでなんとでも言えてしまうので酷いものですが、ひとつ確かなことは、この動きが利上げを睨んだものであるという事実でしょう。

さて、ドル円は利上げ後に一体どうなるのか、ここで改めて、今まで本コラムで述べてきたことを整理しておきましょう。

まず、教科書的には日米の利回り格差でさらなるドル高円安が示現すると言われています。事実、それを武器にしてドル円はアベノミクス以来、125円まで駆け上がってきたわけです。

しかし、これ以上のドル高を日米の官民ともども望んでいないのも事実です。そして市場もユーロ高など、ドル高からの「巻き戻しムード」が蔓延してきています。

現状のドル高によって、アメリカの製造業は大きく疲弊しており、利上げによって更なるドル高はなんとしてでも避けたいところでしょう。

また、日本に目を転じれば、貿易黒字が大きく増加していることも、円安に歯止めをかける要因となっています。

さらに、テクニカル的にも動きがなかった年の翌年は、アベノミクス前の80円台とその後を思い返すまでもなく、爆発的な動きを見せることがこれまでの通例で、今回もそうなる可能性は高いと言えます。

これらのことを合わせると、世間が想像しているような一辺倒のドル高円安にならないのでは、と筆者は考えています。

景気が思ったほど良くないなかでの利上げであることから、利上げペースも各地方連銀総裁が述べているように、「幾分か緩やかなもの」になるでしょう。

したがって、何か危機が生じれば、一気に円高へ触れるのではないか…というわけです。(執筆者:大島 正宏)

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