先週のランド円急落~ドル円今週展望


先週末は殆どの通貨がリスクオフに動くという典型的なパターンでしたが、その中でも今朝方急激に動いた通貨がありました。

南アフリカランド円です。

先週末も7円50銭というところまで急激に売り込まれたランド円が今朝方に8円10銭辺りまでの急騰を見せました。

では、ランド円に何が起きたかというと、日曜日にズマ大統領がネネ財務大臣を突然解任してしまうという出来事が原因です。

新たに財務大臣に任命された人物も今まで全く経済運営等々の経験がない人物ということで何か政治的要因があるのではないかという懸念と経済運営に対して市場への不安感が広がっている為かと思われます。

南アフリカランド円はスワップ利益が大きい事から日本人の投資家が多いですが、政治関係のニュースには注意したいところですね。リスクオフの動きは終わって一転してリスクオンの動きとなるのかどうか? 今週は注視して見ていきたいですね。

ドル円は先週末に122.230という高値を付けましたが、その後はじりじりと売りが強くなり121.800~121.300辺りのストップを次々と付けていき120.500台まで急落となりました。

原油先物の下落で嫌気されたダウ平均340ドルを超える下落。そして日経先物も630円安という所まで急激に売り込まれました。

NY市場に入ってから全てがリスクオフという形となりましたが、下値は120.580までとなり、その後はショートカバーが入り121円付近まで戻して今週に入っています。

そして今週はFOMCもありますし日銀政策決定会合も控えているということで、ロングに傾いていた動きがファンド勢をはじめ落としてきている動きとなっているようです。

アメリカでの利上げもほぼ織り込み済みなので上げても限定的な動きに終始する週となりそうなイメージです。