雇用統計は全戻し? ドル円にまつわる不思議なジンクス


FX市場のなかでも月間最大のイベント雇用統計にはさまざまなジンクスが存在します。

有名なところでは、ジブリがテレビで放映される日に雇用統計が発表されると大幅に市場の予想を下回る結果が発表され、市場全体がパニックになる「ジブリの呪い」でしょうか。

そしてもう1つ、今回紹介したいのが「雇用統計は全戻し」というジンクスです。

これは雇用統計で大きく上げた/下げたはいいものの、その後気づけば発表前の値に戻っているというものです。「ジブリの呪い」は不思議と当たる割に説明がつきませんが、こちらはある程度合理的な説明をつけることが出来ます。

主だった理由としては、雇用統計後にはメジャーな指標が控えておらず、市場が手掛かり難となりがちなこと、ほとんどの通貨ペアは大体においてレンジを形成しており、よほど強力なトレンドが形成されない限りは、ほとんどの場合レンジ範囲内を行き来しているといったことなどが挙げられます。

当たることもあり、外れることもあるので、結局はオカルトめいたジンクス以上の何者でもありませんが、「指標に一喜一憂してはいけない」という投資家の教訓として存在感を放っていることは確かです。

ひるがえってドル円を見てみると、先週の雇用統計の大サプライズによって、122円から123円超まで一気にぶち上げたはいいものの、結局手がかり難と株式市場の軟調ムードが相まって、早速122.5円まで半戻しとなっています。

ここで.50が割れてしまうようだと、ストップロスを大きく誘発し、122円まで落ちるのも時間の問題と考えられるだけに、ジンクスが的中する可能性は高いと言えます。

しかし、27万人という素晴らしい結果が出てもなお全戻しするとなれば、「中・長期的に見ればFXは中央銀行の政策以外では動かない」と言い切っても過言ではないのだなあ、とつくづく思わされる次第です。(執筆者:大島 正宏)

口座開設+取引で5000円キャッシュバック!↓↓

新規口座開設キャンペーン開催中!↓↓

トラッキングトレードで繰り返し取引しよう↓↓