雇用統計はポジティブサプライズに! 市場は年内利上げの折り込み開始か


先日発表された雇用統計は27万人という超ポジティブサプライズとなりました。先週水曜日に発表されたADP雇用統計が先月の20万人から悪化して18万人であったことを思えば、完全に市場の予想外だったと言えるでしょう。これを受けてドル円は一挙に123円を突破、株高を伴って月曜も123.5近辺をウロウロしています。

これだけ強い数字が出てしまったとなれば、もはや完全に利上げムード一色となり、12月の利上げを織り込み始める段階が始まったとも言えます。したがってドル円は年末まで122ー125近辺の高値圏に位置するところとなるのでしょう。

ただし、利上げムード一色ともなれば、当然新興国の通貨や株価が下落を起こすのは必然的な流れとなります。日経が2万円を回復するかのような勢いよい伸びを見せている一方でとくにブラジルやインド、ベトナムといった株式市場は、軒並み下落を続けており、原油などの商品市場の下落ともあいまって、危機感を高めています

上海株は中国政府が金融政策に柔軟性を持たせる意向を発表したため、ひとまず上げムードとなっていますが、利上げ決行前後に一悶着ありそうな雰囲気が水面下でジワジワと鎌首をもたげつつあるのも事実です。

とはいえドル円は、ひとまず今後は基本的に上目線で問題ないでしょう。というのも、利上げが確定的となれば、今後もアメリカの指標が強弱入り乱れようが、ポジティブな指標にばかり反応することになるだろうと思われるからです。したがって、今回雇用統計で大きく上げた分が少しばかりに下がり、押し目ポイントと言えるようなところがきた時に、打診買いをしてみるのも面白いかも知れません。(執筆者:大島 正宏)

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