日銀は追加緩和を見送り 今後の相場の見通しは?


これまでに再三お伝えした通り、日銀は追加緩和を見送り、ドル円は値を下げました。しかし、意外だったのは、ドル円の下値が限定されていたことです。

その前に発表されたFOMCの声明文が、予想以上にタカ派だったことが理由だとされていますが、実際は株価の押し上げが値を食い止めたとの考えが適切でしょう。

事実、120.5から一転、昼過ぎには121.47まで切り返したドル円は、世界的に冴えない株価を背景にジリジリと値を下げ、ロンドンフィックスにかけては120.5を下回っている始末です。

早速、日銀は「1月にこそ追加緩和を行う」などという景気のいい見出しがニュースサイトで堂々と掲載されていますが、あくまでも彼ら日銀は、名目上インフレ期待の腰折れの責任を「一時的に下落している原油」のせいにしている限り、日本経済の活力が根本的に削がれていることは決して認めようとはしないはずです。

さて、今後の見通しですが、ここから先は、状況的には重要なイベントが過ぎたため、ひとまず雇用統計週に向けて材料待ちといったところでしょうか。ネタがないため、大きく緩むこともないと思われます。

ただし、基本的にアメリカはここ数年、年末は年末商戦絡みや暖冬ネタで景気がよくなる傾向にあるため、今年も上向きの「補正」がかかるとの見方は低くないはずです。それだけに、もし11月の雇用統計やISM製造業景況指数までが酷いようであれば、いよいよ暗雲立ち込める結果がドル円を待ち受けているかも知れません。(執筆者:大島 正宏)

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