トレーダーたるもの、「タイムセール」には用心すべし


スーパーのタイムセールを利用したことがありますか?

閉店間際にお弁当やお惣菜が安く売られているアレです。10%オフや20%オフ、さらに待っていれば「半額」のシールが貼られることもあります。

このタイムセールに集まる利用客のマインドを一言で表すと「安くなったから、買う」ということになるでしょうか。

昼には800円だったお弁当を、閉店間際に400円で買えた! なんだかすごく得した気分になります。

しかし、このお得感は、相場の世界ではかなり危険な感覚です。

仮に、このお得感のことを「消費者マインド」とでも名づけてみましょう。相場の世界に、この消費者マインドを持ち込めば、ほぼ間違いなく早期退場を余儀なくされるでしょう。

なぜでしょうか。

それは、相場に参加する限り、あなたもプロであり、相手もプロだからです。相場にお客さん(消費者)は存在しません。

考えてみてください。

スーパー(小売店側)が商品を値引きするのは、そもそもその値段では売れないと判断したためです。もし、あなたがプロの小売店経営者として敵情視察したとしたら、品質が落ち、市場価値がなくなりかけているタイムセール品を安くなったからという理由だけで買うでしょうか。

話を相場の方に移します。

相場格言のひとつに「相場に安すぎるということはない」という言葉があります。伝説の投機家ジェシーリバモアが言ったとされる言葉で、とても含蓄に富んだ言葉です。

安すぎることのない相場の世界に、「安くなったから、買い」の消費者マインドで突っ込むとどうなるか……。

買った途端にさらに価格が下がる→もう下がらないだろうとナンピン→さらに下がる→やけになってさらにナンピン→ついには追証で早期退場……

こんな惨事が今も昔も繰り返されています。

また、相場では「勝つためにはトレンド方向にトレードせよ。」あるいは「トレンドはフレンド」ともいわれます。トレンドに乗ってトレードするとは、つまり「安くなったから(自分がエントリーを考える価格まで下がったから)売るのであり、高くなったから(自分がエントリーを考える価格まで上がったから)買う」ということです。

高くなったから買い、安くなったから売る。勝てるトレーダーは、ある意味で天邪鬼(あまのじゃく)なのかもしれません。(執筆者:高橋 浩司)

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