レンジ下限に近づいてきたドル円 この先は一体?


前回も円がレンジを下抜けしそうだというお話をしましたが、もう少し今回もその話を続けたいと思います。ドル円のレンジもまた下限に近付いてきているという事実です。

8月下旬に起こした「大暴落」以来、ドル円のチャートは一貫して綺麗に上限を121、下限は3月末からの118.5を維持しています。そのうち値動きのほとんどが119.5から120.5に収まっていることを考えれば、値幅がほぼ100ppというのは異例の事態です。

しかし、ここ数日ドル円の頭がにわかに重くなり、120円への回復力が弱まっています。これまでは日経平均が大幅に上がりでもすれば、あっという間に121円の上限へとタッチする勢いがあったのですが、ここ最近は下げへの反応が目立ちます。14日には120円を回復出来ず、冴えない株の動きにつられて、日中を通して安値をジンワリと更新し続けています。

このまま119円割れまでは自然に行くことは容易に想像がつきますが、問題は今週後半に控えている重要指標で118.5を一気に抜けてくるかどうかです。今週は木曜日にフィラデルフィア連銀製造業指数、金曜日のミシガン消費者信頼感指数など、重要なマインド系指数が揃っています。

ここ数か月製造業の見通しが一貫して暗いこと、そして景気の先行きにも暗雲が立ち込めていることから、これらの指数は決して楽観視できません。よってここでドル円がこのあたりの数値の悪化をきっかけに、一気に下値をレンジブレイクした場合、底が外れたように勢いがついて115-116円まで「暴落」してしまう公算も十分に高いと言えるでしょう。ひとまず、今週の指標に要注目です。(執筆者:大島 正宏)

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