気づけばシカゴ筋は円買い越し間近、円インデックスは上昇トレンドに


ドル円がほぼ118-122円のボックス圏内に収まってしまい、数か月が経過しました。雇用統計やISM製造業景況指数など予測を下回る期待外れの数値がドル円を下押しする一方で、根強い日銀緩和期待や、アメリカの利上げムード、低金利の借り入れた円を売って高金利のドルを買う円キャリー取引などが、ドル円を下支えしているため、膠着ムードが醸成されていると言われています。

しかし、よくよく投機ファンドのポジション、つまりシカゴ筋の取引高を見てみると、円の売りポジションがどんどん縮小され、気づけば売りと買いの差が、2万枚を下回るまでに縮まっています。

円は80円から125円にかけての一貫した持続的な上げ相場のなか、一度も買い越しに転じたことはありません。しかし、ここにきて売りと買いの差が稀に見る勢いで縮まっていることは、相場の大きな転換の予兆を感じさせます。

もちろん、動かないドル円に業を煮やした投資家が円を見捨て、ホットな新興国通貨に目を向けるようになった可能性もあります。しかし、円が全通貨のなかでどの程度売り買いされているかが分かる円インデックスの週足チャートをみると、実は9月から数年ぶりに40日移動平均線をローソクがコンスタントに上回り、円の上昇トレンドを形成し始めているのです。

世間では、利上げが始まれば再度130円か…などという威勢のいい文句が飛び交っていますが、通貨の先行きを示すと言われているシカゴ筋のポジション、そして円インデックスは円安方向目線ではないことは、頭に入れておきたいところです。(執筆者:大島 正宏)

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