まだ危機は去っていない! FRBの利上げが巻き起こす混乱


2015年もいよいよあと3か月となりましたが、今年の市場の変動幅は、リーマンショックが発生した2008年以来の大きさとなっているようです。こう言われるともうネタは尽きたのか、あとは消化試合か…と思うのも無理はないかも知れませんが、最後の砦が待っています。それは年内にあるとされるFRBの利上げです。

以前にも何度か触れましたが、利上げは借り手に負担を迫ることによって経済にブレーキをかける作用を持ちます。

その一方で、金利が上がれば、市場参加者は積極的にドルを所有しようとするため、新興国からの資金引き上げが起こります。これがリーマンショックの頃にも問題になった「グローバルインバランス」です。通貨安・株安を引き起こす作用を持つため、すでにブラジルの通貨であるレアルは、FRBの利上げを見越し、リーマンショックの水準まで下がってきています。

こうした動きが利上げ実行によって一段と加速するのか、それとも年内宣言が行われたことによってゆっくりと織り込まれてしまうのかは現時点では分かりません。しかし、先日発表されたPMI(景気指数)が7年ぶりの低水準であったことで端的に表れている中国の景気減速にくわえ、こうした新興国の株安・通貨安が、ふたたび世界経済をハードランディングさせる原因となる可能性は、決して低くないように思えます。(執筆者:大島 正宏)

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