ドル円にとっては118円が防衛線! アップル新作発表会でダウは上がるが


ダウ先物を中心とした株価の動きに一進一退となっているドル円ですが、東京市場オープン直後に118.80まで下値を模索したかと思えば、その後は前場だけで119.50台の壁にタッチするなど、広いレンジで相変わらずあらぶった動きを続けています。

118円台は、つい最近に116円台まで一気に雪崩を起こした日の終値(118.23)が意識される場所でもあります。ここを下回るようだと本格的にダウントレンドとみる見方が出てくるため、ロングポジションを抱えているプレイヤーにとっては、この圏域はなんとしてでも防戦成功して欲しいところでしょう。

とはいえ、VIX指数が相変わらずも27台をキープしているような状況は、まだまだパニックが収束していない証でもあります。状況いかんによっては再び突発的な下落によって118円前半の壁が破られてしまってもおかしくはありません。気になるのは、それがいつになるかという点ですが、今週前半は何も重要な指標がないため、ダウが大幅に下げるとすれば、金曜日のミシガン消費者指数がトリガーとなってくるのではないでしょうか。

幸いにも9月9日のダウはアップルのiPhone6s発表会のおかげで、大いに上目線で盛り上がるはずです。アップル自身が史上最大級に売れるとも踏んでいる同端末なだけに、水曜日の夜から木曜日にかけては、ダウに組み込まれているアップルがダウ平均全体を底上げすることはほぼ間違いないはず。怖いのはその後の反動ですが…。(執筆者:大島 正宏)