FX初心者は正しい「損切り」で小さく負けることが大切


FXをはじめて間もない頃は、「勝率90パーセント以上の手法」や「半年間負けなしで○○連勝した手法」などという言葉が魅力的に見えるものです。

確かに勝てばその分だけ利益を得ることが出来ますし、負ければその分だけ損失が生じてしまうため、人間の心理としてどうしても損はしたくない、すなわち負けたくないと考えることは自然なことだとも言えます。ですが、FXで勝つためには、そういった人間の自然な欲求をコントロールする技術が必要です。

そして、そのひとつが損切りです。

まずはじめに断言しますが、どんなスーパートレーダーでも、一度も負けずにトレードし続けることは不可能です。相場はしばしばトレーダーの予測を裏切ります。どれだけ完璧に市場を分析したとしても、一人のトレーダーの気まぐれによって、チャートはまるで天邪鬼のように、意図した方向とは反対に動くことも珍しくありません。

ですから、トレーダーとしては、勝ったり負けたりを繰り返しながら、トータルで利益を積み上げていくという発想が大切になります。そのために最初に身に着けるべき技術が損切りなのです。正しい損切りで小さく負けることを徹底すると、自分の予測が外れてもダメージを最小限度に抑えることが出来ます。自己資金を守ることが、トレーダとして生き残り、スキルを磨いていく第一歩なのです。(執筆者:高橋 浩司)