8月後半から9月は中央銀行バブルの巻き戻し相場タイトストップロスを置いて相場に向き合おう


近いうちに来るとは想定していましたが、中国発で相場の状況が変化しつつあります。

9月の米国利上げもこの調子ではまともに行われるかどうかよくわからなくなっていますが、実施予想はエコノミストとアナリストにお任せするとして、当面どう市場と向き合うかが問題になってきます。

日経平均は19360円を切るかどうかが注目点

日銀が継続的に購入を続けているETFの平均コストは19360円と試算されています。つまりこれを割れれば彼らの帳簿上も含み損がでる勘定になるわけです。

来週から月末にかけて果たしてこれを抜けるかどうかにドル円もかなりつられることになりそうです。

仮にこれを割ってしまい、19100円を切ることになれば量的金融緩和でも出ない限り上昇は覚束ない状況になり、ドル円ももう一段下を目指す可能性すらでてきています。

ただ郵政グループの上場も控えていますし、なにより戦争大好き内閣はその戦争法案の成立時に支持率を下げないためにも株価だけは死守してくる可能性があるため、下落方向だけには向かわない可能性もあるので注意が必要です。

ドル円はエンベロープ13日平均日足で-1σを切ったら一度は買い向かってみる

ドル円も日系平均だけでなく米国の株式市場や債券市場を睨みながら下押しする可能性がでてきていますが、とにもかくにもどこかで何かをするリスクをとらなければ利益がでないのがFXですから、このエンベロープ13日移動平均で-1σ(1%)をきり-2σ(2%)に到達したら一旦は買い向かってセンターラインに戻すあたりまでは利益を取りに言ってみるという冒険をしてもほかの通貨ペアに比べれば比較的リスクが少なそうな状況に見えます。

ただし、タイトなストップロスを入れるのは必須で、思惑より下がったら一旦エグジットして買い直すぐらいの覚悟で臨む必要があります。

ただ今回は120円割れも視野に入れる必要あり

とはいうものの、ドル円は今回結構下値を試す可能性もでてきています。あまりレベル感で買い向かわずにしっかりエントリーポイントを見定める必要があるのはいうまでもありません。

上述の19360円の日経平均が割れたらさらに様子見で底値を狙うのがお勧めです。但し7月にも割れなかった121.39円をあっさり割り込めばかなり深い押しがありそうです。(執筆者:坂本 博)


  • Kiyo

    最後から2行目の 131.29 は 130.29の誤りではないでしょうか?