「FOMC議事録なんぞ見たってなーんもわかりゃしない」という驚愕の元当局者発言


8月17日付けのブルームバーグビジネスの記事にThe Dark Art of Decoding Fed Minutes in Age of Transparencyという記事が登場してかなり話題になっています。

邦文の記事もでているようなのでお読みになった方もいると思いますが、これは米連邦準備制度理事会(FRB)のエコノミストとして2年近くにわたり議事録編集に携わった経歴を持つ米ピーターソン国際経済研究所のジョゼフ・ガニオン上級研究員の発言です。

かいつまんで言いますと、2日間の審議ですべての発言が記録に残るわけじゃないのでだまされちゃいけないよというのが要旨でありまして、FOMC後の週後半に議長の点検を経てFOMC当局者全員に配布されるのだそうで、修正や補足の提案を受けて第二稿が翌週にまとめられ、議事録公表前日の正午までに最終的な承認を求める流れとなっているとのことです。時には特定のコメントについて議事録採用に十分な重要性があるか意見の相違が浮上することもあり、議長が最終的な判断を下すとのこと。

なんだそれじゃ議事要旨じゃねえだろ! とお怒りの読者もいると思いますが、どうやらこういうものだそうで、朝の3時に起きて見ていても実はあまり意味がないよということをやんわりとおっしゃっているのでしょう。(まあ朝の3時は日本だけの話ですが…)しっかり読み取るなら定期的な購読のFedウォッチャーになりなさいというのが彼のご託宣です。

それでも早起き? 遅寝? は三文以上の徳~結構儲かるのがイエレンバブル

そもそもイエレン議長というのは議会証言などを直接ブルームバーグTV等でご覧になるとわかりますが、しゃべり方がもっさりしているところへ持ってきて中身が何を言っているのかさっぱりわからない不明瞭な話を結構呪文のように話されるタイプなのでリアルタイムで視聴していますとかなりいらつくことになるのです。

ただ、それであるが故なのかどうかわかりませんが、だいたい株価は下がらず、一旦下押ししたドル円はもとに戻ったりと起きていてプライスアクションをじっと眺めていると結構つまらないスキャルピングをやるよりも儲かることがあるのです。

今年過去3回ほど早起きして議事要旨発表をみていますが、なんということもなく100PIPS程度稼げてしまうという実におめでたいアクティビティの機会に恵まれています。この極意としては先にポジションを持たずに上げ下げを見極めたところでエントリーすることです。

こうなると議事要旨の中身など関係ないわけで、あくまで相場の動きで判断するしかないのですが、真夏の夜の夢としてはうまく立ち回れば結構儲かるタイミングといえます。プライスアクションの訓練をすると思って一度ご覧ンになると意外に儲かることになるかもしれません。次回の発表は20日の日本時間午前3時となります。(執筆者:坂本 博)