どこで売っても儲かるボーナス・タイム到来!


昨日のドル全面高は一体何だったのかと思いたくなるほど、125円から一転、世界的な株の下落に合わせるように、ドル円はジワジワと安値を切り下げています。

ニューヨーク市場の始まる前の午後7時時点で、日経平均先物が500円超の下落、ダウ先物も200ドル近くの下げとあっては、ドル円に上げを期待する方が無理というものでしょう。

筆者はこういった、世界的な株安の中でドル円が安値アタックを続けている状況を「ボーナス・タイム」と呼んでいます。

世界の市場は、ニューヨークに始まり、ニューヨークに終わると言われているなか、どう見てもニューヨーク市場でもダウが回復しそうになければ、今下がり続けているものが、「より下がる」ことは自明であるわけです。

特にチャートのうえで、一度安値をトライしたものの、一旦リバウンドし、そしてもう一度安値ギリギリを彷徨っている状況は、経験則からいって、ほぼ間違いなく下がります。

いわゆるダブルボトムになるかどうかの瀬戸際でもあるわけですが、下げ相場がニューヨークで始まるという時に、ダブルボトムで落ち着いてしまうことはまずありません。

基本的に安値超えが起きる場面では、ロング・ポジションのストップロスが狩られるため、下げに弾みがつくので、スキャルピングやデイ・トレードを行う上でも非常に戦略が立てやすいです。

具体的な数字を出して説明すると、124.4で一旦安値をつけた後、124.6あたりまで再上昇したとしましょう。そこから再び124.4の安値をさまよいだした時、そして世界的な株安が見込めそうな時は、迷わずショート・ポジションの構築です。

124.6まで上げた段階で、124.4にストップロスがたまっているので、ここを割ると一気に124.3くらいまでは軽く落ちていきます。つまり、あっという間に10ppsとれてしまうわけです。

もちろん、夜は長いですし、125円を朝超えていた以上は相当ロング・ポジションが上で捕まっているはずなので、腰を据えてじっくりと124円割れを狙ってみるのもありだと思います。

とにかく、よほど運が悪くない限りは、どこでどのように売っても儲かる「ボーナス・タイム」だと言えるでしょう。(執筆者:大島 正宏)