雇用統計週到来! ドル円はどうなる?


今週は月初めの週となるため、主要な指標が目白押しとなります。

月曜日には早速、ISM製造業景況指数が発表されましたが、よもやの下振れ。予想されていた53.5から52.7と落ち込んでしまいました。特にISM製造業雇用部門でのダウンスライドは激しく、先月の55.5に対し、54.7と若干低めの予想が立てられていたのにもかかわらず、蓋を開けてみれば52.7と大幅な下振れを起こしています。

そうなると俄然気になってくるのが、火曜23時に発表される製造業新規受注、そして水曜日に発表されるADP雇用統計と、ISM非製造業景況指数です。

おそらく製造業新規受注も、月曜日のISM製造業景況指数を見る限りでは期待できそうにないので、元来数値が高止まりしていたISM非製造業景況指数に注目が集まってくるはずです。非製造業も「思ったほど…」ということであれば、アメリカ経済の一服とみなされ、株価やドル円が一斉に下目線となることは、ほぼ避けられないでしょう

それだけに金曜の21:30に発表される雇用統計が予想の22.3万人より高いとなると、ポジティブサプライズとしてかなりのインパクトをもって迎えられるのは間違いありません。先述したISM製造業の数値を見る限りでは、大した期待も持てなさそうですが……。

以前この月初めの第1週にエントリーするのは危険であるため、リスクの少ない第2週に参加しても問題ないのでは、といった話をお伝えしたことがあると思いますが、ここまで保ちあい相場が続くようであれば、敢えて触ってみるのも面白いかも知れません。(執筆者:大島 正宏)