頭が重いドル円、こういう時はトレンドフォローに限る!


株価の続伸に釣られ124円を回復し、とうとう暴落前の水準に戻ってしまったドル円ですが、7月17日の動きは興味深いところです。というのも、日経平均が時間外取引も含めて150円上昇しているのを尻目に、ドル円の値幅はわずか30pp程度に留まっているからです。

これを上値が重いとみるか、エネルギーを貯めこんでいるとみるかは意見が分かれるところですが、アメリカの景気動向を占う上では重要な住宅着工件数や建築許可件数の数字が、予想よりも良かったのにもかかわらず、高値を更新するどころかジリ下げを続けているところをみると、ここから更に買い上げる勢力は少ないとみて間違いないでしょう。

こういった指標がどれだけ良くても/悪くても、何をやっても上がらない/下がらない時のテクニックはたった1つです。それは、トレンドフォローです。これがどういう状況かというと、相場の目線が定まっているのにもかかわらず、材料がないために動きようがないという状況です。今回のケースでいえば、下げ目線なのに、売り込むきっかけがないといったところでしょうか。ただし経験則では、まず間違いなく落ちます。

一番可能性が高いのは、株が一段落し、ビッドが薄くなってきたところを見計らっての仕掛けでしょうか。ちょうど124円近辺にいるだけに、安値である123.9を割ってくると一気にストップロスがつくはずです。もちろん大幅株安など、余程の材料でも無い限り、大きく下がるようなことはないでしょうが、朝起きたらストップが狩られていた……などということだけはないようにしたいですね。(執筆者:大島 正宏)