「店頭FX」と「取引所FX」の違いとは?


FX取引において、「店頭FX」と「取引所FX」の2種類があります。

一般的に、店頭FXは手数料が安いけれど、取引所FXは手数料が高い、という事をよく耳にします。しかし、ご存知の通り2013年10月より取引所FXにおいても手数料を無料にする会社が登場し話題を呼びました。

では、実際に店頭FXと取引所FXのどちらが良いのでしょうか? この2つの違いを見てみましょう。

それぞれの特徴とは

店頭FX

店頭FXは、FX業者と投資家が直接取引をする形式であり、価格についてもそれぞれのFX業者が任意に設定しています。手数料に関しては、最近は無料の会社が増えており一般的に取引所FXよりも口座数が多く認知度が高いです。

またレバレッジ制度の自由度が高く専用ツールも豊富にあるので、投資家としては自分の好きな業者、取引手法を実現する事ができます。一方で、大震災やリーマンショックなどの大災害が起こった際は、注文を出しても約定しなかったりなど危険性もあります

取引所FXは、「くりっく365」と呼ばれFX業者が仲介者となり取引所と取引をする形式です。取引所との取引なので手数料は店頭よりかかりますが、「安心・安全で透明性の高い」取引が可能になります。

最初にも書きましたが、以前までは手数料の高さがネックになっていましたが、最近手数料を無料にする取り扱い会社も増えてきており、コスト面でのネックは無くなってきました。

取引所FX

取引所FXの場合は「マーケットメーカー」と呼ばれる大手金融機関(ゴールドマンサックスや野村証券、三菱東京UFJ銀行など)が価格設定をしているので、投資家にとって不利な価格設定にはならず透明性の高い取引ができ、大災害の際にも約定拒否などは起こらないようになっています。

反面、取引所がある程度規則などを決めているので、レバレッジなどは最大25倍と決めれており、取引ツールも店頭に比べれるとまだまだ少ないという点があります。

上記のように店頭FXと取引所FXにはそれぞれ良い点・不満点があります。

どちらが良いかは投資家のトレード手法、考え方次第で一概には言えませんが、取引所FXは手数料無料化に伴い口座数も右肩上がりになっており、投資家の関心の高さがわかります。「店頭しか口座を持っていない」、「取引所しかやった事がない」という方は、一度両方を試してみてどちらが本当に自分に合っているか見直してみるのも良いかと思います。(執筆者:山本 健吾)