ドル円、再び株価と相関関係に?


予想通りというべきか、ドル円は122.5を背に再び上昇を開始。123に設置してあったと思われるショートカバーを巻き込み、日経平均の上げにつられて記事執筆時点で123.20前後まで上昇しています。

しかし、売り材料がないなかで株価につられてダラダラと下がり、買い材料がないなかで株価につられてダラダラと値を戻すという状況はある意味で有り難くもあります。なぜならば上げ地合では株に左右されるということが明確になるからです。

トレンドは常日頃変わるものですが、しばらく為替と株価はほとんど連関を見せていなかったこともあり、ふたたび株を横目にみながら売り買いする地合が訪れたのかもしれません

これについては、また詳しく述べたいと思いますが、これだけアルゴリズムが暗躍するなか、なぜだか分かりませんが、幸運にも為替市場は株価を即時織り込むわけではありません。株が暴騰/下落しているのに、為替は心肺停止・・・などということは良くあります。そういう状況こそツッコミ買い/売りのチャンスです。

しかし、注目度の高かったFOMCが市場の想像以上にハト派的内容だったということもあり、市場では新たな材料探しに向かっているということでしょうか。アメリカの経済が好調であることはほぼ自明となり、織り込まれつつあるだけに、市場としてはダウンサイドリスクが気にかかりだすところです。中国の上海株が連日5%前後の下げを記録して話題になったこともあり、変に材料視されるようであれば、大きく売りで入るチャンスかも知れませんね。(執筆者:大島 正宏)


  • Blue Matini

    ドル円が株価と連動して見えるのは東京タイムだけでロンドン以降は完全に金利に連動して動いている。日経平均先物も海外時間は逆に為替に連動して動いている。こんなこと考えていると大損するのでは?インサイトが浅すぎ・・