RBNZまさかの利下げでNZドル大幅下落~これからは乳価連動相場なのか?


6月11日RBNZニュージーランド中銀は市場の予想に反して0.25%の利下げを行い、3.25%に引き下げることを決めたと発表。市場予想の据え置きに反してまさかの利下げです!

NZドル米ドルは0.7019米ドル、NZドル円は86.05円まで急落することとなりました。ニュージーランドでの政策金利の変更は2014年7月 の利上げ以来約11カ月ぶりとなり、利下げの決定は2011 年3月以来約4年3カ月ぶりとなりました。

政策決定後に発表された声明では、今後の経済 データ次第とはしながらも「更なる利下げが適切である」との考え方が明確に示されたため、金融市場では今後の追加利下げが意識されるようになっています。

RBNZから出された声明では、「我々は一段の緩和が適切であると予想」「これは今後のデータに依存するだろう」「商品価格の下落や需要の低下とともに、為替レートは4月のピークから低下したが、依然として過大評価されている」「NZドルのさらなる大幅下落が正当化される」といった内容が盛り込まれており、高金利通貨として長らく機能してきたNZドル円にも変化が表れそうな状況です。

NZドルは乳本位制へシフトか?

ウィーラー総裁は、通貨安は酪農家を支援すると述べていることから、今後乳価次第で金利がさらに下がりそうな状況となってきています。これまで乳価に合わせて中央銀行が金利を調整した実績はありませんでしたが、どうもこの調子ではかなり乳価に寄り添うつもりがあることが見え始めています。

こうなると、これまでの資源国通貨で金利が高い国という評価は結構変わってくる可能性がありそうです。

日本の業者でのNZドル円取引は取引ストップ時間帯に要注意

今回の発表でも多くの方が気づいておりと思いますが、ニュージーランドの冬時間ではRBNZの政策金利発表はちょうど日本時間の朝6時にあたり、ほとんどの店頭FX業者がロールオーバーで取引を一旦止める時間帯にちょうどぶち当たっているのです。

したがってこうした金利の変更があると大きく相場が動いてしまい、当初おいていたストップロス以上の損失となる可能性もあるので十分な注意が必要となりあす。現状ではこうしたデイリーのストップをかけないGMOクリック証券で売買するのがもっともリスクのない方法となりそうです。 (執筆者:坂本 博)

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