FOMC議事録から6月利上げは大幅交替しほぼ消えた状態


21日日本時間早朝3時に例によって米国FOMCの議事録が開示されました。

内容としては利上げは経済指標次第とはしているものの、多くの委員が6月の利上げの可能性がないとしていることが注目されます。

ただ、1Qの経済指標の悪さについてはいくつもの理由を上げて一時的なものとしており、経済状態については楽観的な見通しを持っていることもわかりました。

今週金曜日にはイエレン議長の講演があるため、流れとしてはこの議論の基調が維持されるものと考えられます。ただ同時にフィッシャー議長の講演も予定されているため、並行してその中身を注意深くチェックしていきたいところです。

この議事録を受けて当初は買われたドル円ですが、その後徐々に売りが強くなってきており、今週121円に相場が留まって終えられるかどうかがポイントになりそうです。

また水曜日のロンドンタイムにいきなり発表されたECBクーレ理事の発言内容はさらにさかのぼること1日前の火曜日のパーティの席上での発言だったことも判ってきており、ユーロは大幅に下げることになりましたが、果たしてこのまま下落局面を迎えることになるのかも注目されます。

現状では本体が1.13のレベルに戻らないとこの短期的なトレンドは消えたと言えず、こちらにも注目が集まります。(執筆者:坂本 博)