くりっく365にトルコリラ円登場 でも買うのは一拍待ってからがお勧め


スワップ金利のしっかりとれる通貨ペアが減少していることから、くりっく365ではトルコリラ円の上場を5月11日からとすることを発表しており、取引所FX各社も大々的にトルコリラ円の扱いを告知しはじめています。


≪画像元:くりっく365 http://www.click365.jp/sp/try_pro001.shtml≫

たしかに政策金利は抜群の高さですが、スワップだけでは語れない様々な事情を抱えているのもまた事実です。

だいたいこの手のローンチは当初ご祝儀相場となるものですが、トルコリラについては対円でもかなり落ち着いて様子を見ながらのエントリーが必要となるため、とにかくいきなり買わないのがなんといってもお勧めとなります

意外に政情不安たっぷりのトルコ

トルコリラの扱い開始でトルコのGDPなどがやたらと訴求されていますが、昨年8月に初の国民投票で大統領のエルドアンは予想に反して非民主的で、メディアを制圧し、抗議者は一斉に逮捕したの加え中央銀行にも猛烈なプレッシャーをかけており、この6月には議会選挙を控えていますので、その結果次第ではさらに大きく売られる可能性が高いのです。

今年に入ってからも下げ基調で、レベル感で買うとスワップ分を相場の価格が相殺して損失を増やすことになりかねません。

トルコリラドルでみていても1日に動く幅が広く流動性も少ないので、一端売りたいと思っても思うような値で売ることもできない結構扱いにくい通貨ですから、あくまでこの通貨ペアの動きになれるとともに、欧州のメディアの情報をダイレクトに読み込んでいち早く政治的、経済的情報をキャッチできないと結構失敗しやすい通貨ペアになる可能性があります。

とくに大きなレバレッジでの取りひきはそれ自体がはらはらどきどきになりますので、その設定についてもかなり慎重な対応が必要です。

お勧めは暴落直後に買いを入れることです。

下落から元に戻るまでじっくり持てば為替リスクも逓減し、しかも毎日スワップポイントをしっかりとることも可能です。またスワップポイント自体も店頭業者とよく比較してからくりっく365にすることが重要です。 (執筆者:坂本 博)