開き直って悪あがきすることで救われるポジションもある


ハイレバレッジが好きなFXプレイヤーは数百pp、いや下手をすると1円動いただけで強制ロスカットを食らいかねないません。強制ロスカットが間近になると、ついつい初心者は、いや中級者ですらも「これで負けたらしょうがない」などと覚悟を決めてしまいがちです。私はこの覚悟ほど無駄死にはないと常々思っています。

その覚悟を決めた売買方向は固辞したまま、ひとまずドテン、つまり反対方向にポジションをとってみてはいかがでしょうか。十分に利が乗ってからドテンしたポジションを再度ドテンすればいいのです。

もしここで成功すれば、もともとホールドしっぱなしで逆行され続けていた場合よりも、利益をよほど多く得ることができます。最終的に初回に決めた売買方向が間違っていなければ、再ドテンポイントからドテンまでの値幅x2を確保することが出来るのです。これによって、当初決めた利益ラインよりも余程上でカットすることだって出来ます。

具体例を挙げましょう。

現在ドル円は100.5です。100.2のショートポジションを抱えていたAさんは101.00でロスカットされてしまいます。しかしAさんはまだまだ短期的には上がるのではないかと考え、100.5の時点でドテンロングに切り替え100.7までロングを引っ張ると、再度ドテンショートしました。この時点でAさんのロスカット地点は101.2まで遠ざかりました。しかもこれまでは100.2が損益分岐点だったのにも関わらず、ドテンと再ドテンのおかげで100.6になりました。

このようにうまく開き直って悪あがきすることで救われるポジションもあるのです。みなさんもロスカットが見えそうであれば、祈るのではなくドテンしてみましょう。(執筆者:大島 正宏)