「VIX指数」はこう使って儲けろ!


 VIXという指数を聞いたことがある人は多いかもしれません。これはボラティリティ・インデックスというもので、アメリカの株価S&P500のボラティリティ(値動きのボリューム)を元に算出されるものです。

 例えば、この値動きがパニック相場で激しく下落すると、VIX指数が大幅に上昇し、逆に何事もなくイケイケドンドンで買いに積極的な相場となると、VIX指数が大幅に下落するというものです。したがってVIX指数は、相場参加者の「恐怖」を表したものだと言われています。

 しかし、楽観と悲観の具合ってやはり周期がある と思いませんか?

 実はVIX指数にはレンジがあるんです。チャートを見てみると分かりますが、大抵の場合は10-20のレンジ圏内に収まっています。10を下回るようだと、市場全体が楽観過ぎる証であり、悲観的なネタが積極的に取り上げられ、20を超えると市場が悲観的過ぎるので、楽観的なネタが求められる傾向にある、といったサイクルです。

 したがって、10や20の下限や上限にVIX指数が近づいてきたら、なるべくそれまでと反対の売買を行ってみるのがいいでしょう

 例えば、現在のVIXは15.23(執筆時点)。まだまだ反対売買を行うのには早いといったところです。

 しかし、今は株高・ドル高が行き着くところまで行こうとしている状況。これだけの株高であれば、普通ならもう少し10に近くてもいいと思うのですが、レンジの中間である15ということは、何か市場が「違和感」を感じ取っている最中なのかもしれませんね。(執筆者:大島 正宏)