浜田内閣参与発言の英文ニュースヘッドラインにアルゴが反応~ストップロスをつけて撃沈


 久々にやられました。13日夕刻、あの浜田内閣参与が円安のレベルについて語っているのは知っていたのですが、夜の10時前にそれが英語ニュースで出たことでドル円は瞬間的に大きく下落。それまで再度上を試しそうなのでロングでもっていたポジションは当然ストップロスをつけ撃沈。その後120.400円まで戻しましたが、それまでの勢いはなくなり120円台前半で低迷することとなりました。また米国株価が企業決算の悪化を懸念して下げ始め、とんだ援護射撃。4月相場は結構難しい状況になっています。

安倍訪米を睨んで調整か?

 3月ごろからロンドンタイムになると日本の準公的機関の外債買いにともなってドル円が買われ午後の4時や5時にドル円が跳ねることが続いています。下は公的機関がPKOとして買いをいれ、上にくると口先介入でモグラ叩きがでるというのはかなりやり難い相場になっています。

 安倍首相の訪米は26日から5月3日までですから、この時期に合わせてドル円の頭を抑えるつもりがあるのかもしれません。当然日銀の政策決定会合も安倍政権と黒田総裁の関係に齟齬がなければ30日になどに追加緩和をする可能性は極めて低いといえそうです。

 一部の報道ではドル円追加緩和で140円などというおめでたい見通しを出す専門家のコメントもメディアに載りはじめていますが、ポリティカルな操作が入る市場はそんなにおめでたくない感じです。

NFP後ドル高再燃と思われたが方向感はまったくなし

 なぜか弱いNFP後イースター休暇明けからドルが復調してさらなるドル高基調となったのが6日からの週でしたが、これも5月の前半に向けて再度流れを変える可能性もでてきています。ヘッジファンド勢が逃げのタイミングを勘案するように、決め手は米国の株式相場の動きになりそうな気配で、ここからゴールデンウイークにかけては取引に注意が必要になりそうです。(執筆者:坂本 博)