文言ははずれたのにドル円激下げ~株は上昇してイエレン議長の思惑通り


 待ちに待ったFOMCの結果発表ですが、フォワードガイダンスから例の辛抱強くの文言が外れたにもかかわらずドル円は大幅下落。しかも120.300円で下げ止まったので起きていて買った方も多いと思いますが、120.800円のショートカバーで押し戻され120円にあったストップロスをひっかけてまさかの119.260円レベルまで爆下げしてしまいました。

 案の定、私も下げた120.30円あたりでロングしましたが上がらないところでドテンをした途端さがりはじめてなんとか119.400円でショートをリカクし往復で170PIPS確保することができました。もうウルトラプライスアクショントレードです。

 ユーロドルは逆に大きく戻し1.1を超えたところにあるストップロスをつけて跳ねましたが、ここでショートして、追加で1.09900でショート、1.08300で一括リカクができましたので330PIPS程度確保できた感じです。ほぼ2時間程度でなんとか500PIPS程度を稼ぎましたが、気がついたら夜が明けていました。

 なんと今回のイエレン議長のオペレーションは、株も上昇させ、為替はドル下落に持ち込むというなかなかのマジックでとりあえず第一ラウンドを終了しています

 ECBのスーパーマリオことドラギ総裁も日本のデフレプロセスをよく研究している感じですし、Fedもかなり相場の動きがどうなるかをシュミレーションしてFOMCのフォワードガイダンスを出してきている感じで、日銀だけが政権とのコミュニケーションギャップで先出しに量的金融緩和などをしてしまって、ターゲット目標を苦し紛れにうやむやにするというかなり中央銀行間のオペレーションに関する力の差が出始めていることを感じる次第です。

 さて、この先ですが、一旦はドル円は上値が重く、簡単に120.500円を超えない可能性もでてきています。またユーロドルは1.1~1.05のレンジを形成した感があり、一方通行で動かない可能性もでてきています。ただ二つの通貨ともに調整が結構効いた感じがしますので、さらに上方向を目指すきっかけはできた感じです。この先の動きが注目されます。(執筆者:坂本 博)