FXの「プロ」と「アマ」のポジション比率が一目で分かる2つのサイト


 先日Investing.comを紹介しましたが、FX取引を行う上で役立つサイトはまだまだあります。

 どこかで「プロは順張り、一般人は逆張り」という格言を耳にされたことのある方もいらっしゃるかと思います。これは、投機筋などのビッグプレイヤーが為替の動きを決める主体であるのにも関わらず、一般顧客は自分のポジションをキッカケに流れが大きく変わると思い込んで逆行に賭けるようなポジションを取る傾向があることに由来します(事実、逆張りポジションばかりとってはカモにされる日本顧客のことを皮肉って「Mrs.Watanabe」という用語がFX市場では数年前に流行りました)。

 そんな「プロ」と「アマチュア」のポジション比率が一目で分かるサイトが以下の2つです。

プロの動きはここで掴め!

forexwatcher.com
http://www.forexwatcher.com/cmepos.htm

 シカゴ市場をベースに活動を行う彼らのことを、FXの世界では「シカゴ筋」と呼んでいます。プロである彼らはポジションの報告を義務付けられているのですが、火曜日に出された報告が週末の土曜日に公開されます。したがってこのグラフからは、彼らがこの1週間どういうポジションを取っていたかと同時に、週スパンでどういった流れが出来ているかが分かります

一般人の動きはここで掴め!

OANDA 外国為替注文書
http://fxtrade.oanda.com/lang/ja/analysis/forex-order-book#USD/JPY

 上記のグラフは、FX会社oandaの顧客のオーダー(注文)一覧とポジション一覧を視覚化したものです。右側のポジション比率を表したグラフで、青色の層が利益が出ていないポジションを持っているプレイヤー、オレンジの層が利益が出ているプレイヤーです。このグラフからは、皆がこれからの展望をどのように考えているかだけでなく、大体どの辺りの値で皆がエントリーしたのか、どの辺りを越えてくるとストップロスが誘発されそうか、といったことが感覚的に見えてきます

 これらシカゴ筋とoanda、2つのグラフを比較しながら検討することで、「プロ」と「アマチュア」がどう考えているかだけでなく、自分がこれから取ろうとしているポジションや、取ったポジションが全体の流れの中でどういう位置付けにあるかが分かるので、今後の方向性を見据えやすくなると思います。(執筆者:大島 正宏)