ナンピン投資法のメリット・デメリット 「ドカン一発」には注意


 マーチンゲールとナンピン、FXをやっている方にはナンピンの方が知られているかもわかりませんが、いずれもお金が無限にあれば理論的には勝率が100パーセントになるんですね。

 しかし、残念ながら我々の資産は限られています。ナンピンというのは、簡単に解説しますと、

(1)例えばドル円を1ドル100円で1万通貨買い(L)を入れたとします。
(2)残念ながら予想がはずれ、どんどん円高に進み99円まできました。
(3)ここでもう一度買い(L)を入れる手法をナンピンといいます。

 こうする事によって、原資回復までは100円まで戻らないといけないのが99円の所で買い(L)を入れることによってこの2つの平均が99円50銭で買いを入れていることになります。

 もし99円の所で2枚買い(L)を入れますと平均が99円33銭付近になり、原資回復まで近いですね。この時に99円40銭まで戻れば2100円近くの利益が出ます。これがナンピン投資法です。

 しかしナンピン投資法は、勝率は高いのですが、儲けが少なく、さらに大幅な変動時は際限なく大きなダメージを食らいますので、トレーダーの間では、「コツコツ(稼いで)ドカン(とやられる)」投資法と言われています

 私も実は基本がこれなんですが、いかんせん資産が少ないため4回のナンピンまでしかできません。30銭幅でやっているので、1円20銭ぐらい一気に動いてしまうともう損益がすごい事になります。もう少し幅を増やそうと思うのですが、そうすると1日に何回もポジションを取れなくなってしまいますので困ります。ナンピン投資法は、勝率もよくおすすめなのですが、ドカン1回で全部の儲けが飛んでいきますので、自分の資産と相談して値幅を考えてください。(執筆者:登 泰平)