こういうFX会社は選んじゃいけない! 「楽天FX」を反面教師にした正しいFX会社の選び方


 今回はどういうFX会社がベストなのか? というお話をしたいと思います。

今やもっともオススメできない「楽天FX」

 数年前までなら私は迷うことなく楽天FXを推していたでしょう。当時楽天FXは、ドル円のスプレッドに関してはどんな時でも(例え市場介入が来ても)1.3に固定されており、なおかつ必ずエントリーした値で約定可能という、スキャルパー(数ppを狙いのトレーダー)以外には神様のような存在でした。

 しかし通常0.3ppにまで引き下げられた今は、重要指標が近づくと10-20ppのスプレッド拡大は当たり前、雇用統計に至っては40ppも開けてくるため、エントリーはおろか撤退することすら不可能なありさまです。挙句にスリッページ(通称:スベり)を頻繁に起こすので、全く違う値で約定するか、約定そのものがキャンセル扱いになります。

 「スベりまくりスプ開きまくり」という業者は数あれど、ここまで極端な会社は他に例がなく、楽天FXは今やもっともオススメしにくい証券会社に成り下がってしまいました(笑)。

FX会社を選ぶ時に一番大事なこと

 なぜ、オススメしない会社を最初に挙げるのか。上の例は、FX会社を選ぶときに陥って欲しくない罠のすべてが潜んでいるからです。通常スプレッドが0.1だろうが0.3だろうが、はっきりいって秒速決済を繰り返すようなトレーダーでもない限り、私はあまり重要ではないと思います。一番重要なことは、「有事にどれだけスプレッドが拡大しないか」と「どれだけこっちの言い値で約定してくれるか」です。

 有事とは指標だけに留まりません。突発的な仕掛けによる暴落、自然災害、大規模テロ、介入……そういった様々な異常事態を前にして、どれだけ普段のスプレッドを保ち続けていられるかでFX会社は検討すべきなのです。先日のスイスフランの制限撤廃の時もそうでしたが、持ちポジションが大きく破綻するのは大抵異常事態の発生時です。そういった事態を前に、普段通り対処できないようにしてくるFX会社を、我々はなぜ選ばなければいけないのでしょうか?

 また、約定力(スベりを起こさない)をアピールしている会社もありますが、こういう業者は通常時には素晴らしい働きをしてくれますが、大抵は有事でスプレッドの拡大をやってきます。こういった会社は総じて、取引量に応じて食品を送ってくれたりキャッシュバックを頻繁に行う傾向があるのですぐに分かります。キリがないので名前は名誉のために挙げませんが……。

 というわけで、これら2つの条件をしっかりクリアしているところを1つ挙げるとするならば、「SBIFX」でしょうか。確かにSBI FXは以前0.1ppだったドル円のスプレッドを0.27に拡大してきたことで評判があまり良くありません。しかし、私に言わせてもらえば、たかだか0.17です。有事が発生してもせいぜいスプレッドの拡大は3-5程度で、拡大自体が無いときもあります。約定も過去はスベることも多々ありましたが最近では全くスベりません

 スプレッド以外にもキャンペーンやキャッシュバック、大々的な広告につられたり、と様々な「誘惑」がFX会社選びにはつきものですが、どんな時でも臆することなく長く安心して使える業者を選びたいものです。(執筆者:大島 正宏)

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