FXの「魔の時間帯」16時~20時には要注意! 世界経済は16時から始まる


 FXには魔の時間帯が存在します。日本時間16時から20時までです。

 これは、ドイツやイギリスなどのプレイヤーが目覚め、欧州の株価が動き出す時間帯です。俗に「欧州時間」と言われており、ただでさえ同意付かずチャートの動きが緩慢な上に、いざ動けば日中でせっかく形成したトレンドを無情にもひっくり返され、損切りを余儀なくされることがしばしば

 しかし、なにも欧州のプレイヤーが天邪鬼だからではありません。世界経済は欧州で目覚め、米国の引けと共に眠りにつきます。プレイヤーの母数や資金の規模が日本市場とは全く違うのです。

 したがって日本時間は、いわば彼等にとって夜間の二部市場といっても差し支えありません。彼等の株価の動向は日本に大きな影響を与える反面、日本の株価は彼等に何の影響も与えていないことからも、そのことは伺えます。

 ですから、日本時間が15時で終了したら、一呼吸置く必要があります。世界は15時を起点に新しい一日に突入するのです。ですから、16時から20時は彼等にとって明け方の準備運動タイムのようなものです。我々日本人は、ついつい日本時間を中心に考えて「なんで欧州時間になると逆行するんだ!」しまいがちですが、世界は日本中心に回っているのではない、ということを頭に入れておけば大丈夫です。(執筆者:大島 正宏)