テロとFXの密接な関係 「有事の円買い、ドル売り」


 週末のニュースは、イスラム過激派組織が日本人を殺害したという報道一色でした。本当に、死亡しているのであればご冥福をお祈りします。

 さて、このような過激派が行うテロとFXは全く無関係と思われがちですが、密接に関係しています。2001年の同時多発テロ以前は、「有事のドル買い」という言葉があったそうです。これは有事があるとアメリカが軍事介入するためアメリカの軍事産業が潤うため比較的ドルが強くなるのでできた言葉です。

 しかしその言葉は死語になり、現在は「有事の円買い」、「有事のドル売り」という言葉に代わってきています。

 攻撃された国の通貨は安くなると言われていますが、今回の邦人誘拐の一報が出た時から現在に至るまでほとんどそれに関連した動きがありません。他国にいる邦人が2名程度誘拐されたぐらいでは、日本の通貨への影響に限ってはほとんどないという事ですね。今回の事件で分かるように日本(日本人)もいつテロの標的になるかわかりませんので注意が必要ですね。

 FXを専業にしている人は、スカパーなどで有料ではありますが、国際的ニュースを扱うCNNやロイターなどの海外チャンネルを見ることをお勧めします。日本の報道よりも早く、テロなどの一報が入ってきますので、FX取引の通貨の動きを予想する上で大変参考になると思います。英語がわからなくて、チャンネルによっては同時通訳してくれる場合もありますので大変お勧めです。(執筆者:登 泰平)